【銀座新聞ニュース=2018年11月27日】一般社団法人「日本フードサービス協会」(港区浜松町町セントラルビル、03-54031-29-6、浜松-1060)は11月26日に、10月の「外食産業市場動向調査」(全店ベース)で全業態で売上高が前年同月比1.7%増だったと発表した。
10月は、日曜日が1日少ない曜日回りだったが、比較的天候に恵まれたことや、2017年10月には2週続けて週末に台風の上陸・接近があったのと比べ、客数は同2.2%増と堅調に推移したこともあって、売上高は26カ月連続して前年を上回った(既存店ベースは未公表)。
業態別では、ファーストフード(FF)が同1.5%増で2015年12月から34カ月連続プラス、ファミリーレストラン(FR)が同0.7%増と3カ月続けてプラス、パブ・居酒屋が同3.6%増と2カ月ぶりにプラスとなり、ディナーレストランが同1.9%増と2016年9月から26カ月連続して前年を上回り、喫茶が同4.4%増と2カ月ぶりにプラスと全業態が前年を上回った。
また、10月の店舗数は同0.3%増、客単価が同0.6%減だった。
日本フードサービス協会の統計は会員が201事業者数(9月199、8月190、7月194、6月200、5月204、4月207、3月200、2月195、1月192)、店舗数が3万6380店(3万6602店、3万6572店、3万6524店、3万6689店、3万7232店、3万6843店、3万6759店、3万6359店、3万6197店)が対象。
内訳はファーストフードが57社(60社、57社、59社、61社、61社、60社、59社、55社、54社)、1万9844店(2万0086店、2万0001店、2万0024店、2万0163店、2万0603店、2万0023店、2万0571店、1万9689店、1万9768店)。
ファミリーレストランが51社(52社、50社、53社、52社、54社、56社、52社、52社、50社)、9759店(9848店、9778店、9848店、9921店、9911店、9875店、1万0061店、9187店、9946店、9773店)、パブ・居酒屋が34社(33社、32社、30社、33社、34社、34社、33社、32社、31社)、2393店(2381店、2241店、2193店、2271店、2361店、2245店、2467店、2247店、2202店)。
ディナーレストランが26社(26社、23社、23社、24社、25社、26社、26社、26社、27社)、1012店(1010店、959店、999店、1004店、999店、1000店、1002店、978店、1017店)、喫茶が16社(14社、15社、15社、15社、15社、17社、16社、16社、16社)、2054店(2059店、2061店、2097店、2081店、2130店、2239店、2229店、2227店、2164店)。
外食産業(上場企業)の上位3社の10月の既存店売上高は1位のゼンショーホールディングス(すき家、国内店舗数1934店)が同4.9%増と5カ月続けてプラス、2位のすかいらーく(全グループ、3198店)が同1.4%増と3カ月続けてプラス、3位のコロワイド(全グループ、国内2530店、うち直営1405店、FC店1125)が同0.6%減と2カ月続けてマイナスだった。