丸善丸の内で佐々木洋子「アッチ」原画展、角野栄子トークも

【銀座新聞ニュース=2019年1月18日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は1月16日から2月28日まで3階児童書売場壁面ギャラリーで、佐々木洋子さんによる「おばけのアッチ」原画展を開いている。

丸善・丸の内本店で2月28日まで開かれている佐々木洋子さんが絵を手がけた「おばけのアッチ」の原画展に展示されている「おばけのアッチ スパゲッティ・ノックダウン!」の表紙。文書はシリーズ全体で角野栄子さんが担当している。

絵本作家で、2018年に「国際アンデルセン賞」を受賞した角野栄子(かどの・えいこ)さんが1979年2月に文章を手がけ、佐々木洋子(ささき・ようこ)さんがイラスト(絵)を描いた「スパゲッティがたべたいよう」でスタートした「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ」シリーズが2019年に40周年を迎えた。

1月7日に最新の「おばけのアッチ スパゲッティ・ノックダウン!」(ポプラ社、税別900円)が刊行されたことから、「アッチ・コッチ・ソッチのちいさなおばけ書店」を開店し、それを記念して「おばけのアッチ」シリーズの原画展を開いている。

「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ」シリーズはレストランにすんでいる食いしんぼうのおばけ「アッチ」、あめ屋さんにすんでいる歌の好きなおばけ「ソッチ」、床屋さんにすんでいるおしゃれなおばけ「コッチ」の3人のお化けが主人公で、およそ40冊が刊行されている。

「おばけのアッチ スパゲッティ・ノックダウン!」は外国に行っていたアッチのなかよしのエッちゃんが、アッチのお店にスパゲッティを食べにきた。すると、ドラキュラの孫むすめのドララちゃんもやってきて、エッちゃんのスパゲッティを食べてしまった。

ウイキペディアなどによると、角野栄子さんは1935年東京都生まれ、早稲田大学教育学部英語英文学科を卒業、出版社勤務を経て、1960年に25歳の時、ブラジルに2年間遊学、1970年にその体験をもとに描いたノンフィクション「ルイジンニョ少年、ブラジルをたずねて」で作家としてデビューし、 1982年に「おおどろぼうブラブラ氏」でサンケイ児童出版文化賞、1984年に「ズボン船長さんの話」と「わたしのママはしずかさん」で路傍の石文学賞、「ズボン船長さんの話」で旺文社児童文学賞、「おはいんなさい えりまきに」でサンケイ児童出版文化賞。

1985年から1986年に「魔女の宅急便」で第23回野間児童文芸賞、第34回小学館文学賞、IBBYオーナリスト文学賞などを受賞、1989年に「魔女の宅急便」が宮崎駿(みやざき・はやお)さんによりアニメ映画化され、その後、「魔女の宅急便」をシリーズ化し、2009年までに6冊が刊行されている。2000年に紫綬褒章(しじゅほうしょう)、2014年に旭日小綬章、2018年、国際アンデルセン賞作家賞を受賞した。現在、日本福祉大学客員教授。

佐々木洋子さんは青森県生まれ、角野栄子さんとの共作で、くまくんの赤ちゃん絵本シリーズ「くまくんのおへそ」やおばけのアッチシリーズなどの絵を担当している。

2月2日15時から3階児童書売り場内で、角野栄子さんによる「ちいさなおしゃべり」とサイン会を開く。「おばけのアッチ スパゲッティ・ノックダウン!」とこのほど復刊された「ルイジンニョ少年-ブラジルをたずねて」(ポプラ社、税別1800円)を購入すると参加できるが、すでにちいさなおしゃべりの整理券の配布を終了している。

開場時間は9時から21時(最終日は20時)。

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