立川銀座で小山欽也・由美子夫婦が「和紙といけばな」展

【銀座新聞ニュース=2019年2月3日】ブラインドの最大手、立川ブラインド工業(港区三田3-1-12、03-5484-6100)は2月6日から10日の4日間、銀座ショールーム(中央区銀座8-8-15、03-3571-1373)地下1階「タチカワ銀座スペースAtte」で小山欽也さんと小山由美子さんによる「和紙といけばな」展を開く。

2月6日から10日の4日間、立川ブラインドの銀座ショールーム「タチカワ銀座スペースオッテ(Atte)」で開かれる小山欽也さんと小山由美子さん夫婦のコラボ「和紙といけばな」展に出品される小山欽也さんの作品。

紙造形家で、女子美術大学名誉教授の小山欽也(こやま・きんや)さんと池坊華道会中央委員で「花の教室」を主宰する妻の小山由美子(こやま・ゆみこ)さんが夫婦でコラボして展示会を開く。

小山欽也さんが楮(こうぞ)原料ですいた和紙を使って制作したタペストリーやオブジェ約15点を使って空間演出し、小山由美子さんが20人の「花の教室」の弟子と制作した約25瓶(点)を展示する。

小山欽也さんは1946年茨城県生まれ、1970年に東京造形大学デザイン学科を卒業、凸版印刷に入社し、日本デザイン専門学校講師などを経て、女子美術大学芸術学部アートデザイン表現学科教授を務め、現在、よみうりカルチャー講師を務める。新しい和紙のアートな試みにより作品を制作し、1993年にサンフランシスコ和紙工芸展に出展するなど国内外で多くの作品を公開している。

小山由美子さんは北海道札幌市生まれ、学習院女子短期大学を卒業、保険会社に勤務し、1975年に華道家元池坊に入門し、池坊中央研修学院総合特別科を修了、2013年に池坊総華督を取得し、学習院女子大学草上会で指導したり、池坊ビギナーズ講師などを務め、池坊本部主催の花展への出瓶や社中展を開いたりしている。

同じく小山由美子さんの作品。

開場時間は10時から18時(最終日は16時)。入場は無料。