日比谷「シティーハンター」神谷明、伊倉一恵ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2019年2月1日】国内家電業界第2位のソニーグループのソニー・ミュージックエンタテインメント(千代田区六番町4-5)の子会社、アニプレックス(同)は2月9日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-3、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で「劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>」の声優による舞台あいさつを開く。

2月8日から一般公開される「劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>」((C) 北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会)。

9日13時10分の回上映終了後に、声優で主人公のスイーパー(始末屋)「冴羽僚」役の神谷明(かみや・あきら)さん、冴羽僚の親友の義妹「槙村香」役の伊倉一恵(いくら・かずえ)さん、IT企業の社長「御国真司」役の山寺宏一(やまでら・こういち)さんが舞台に登場してあいさつする。

ウイキペディアによると、「シティーハンター」はマンガ家の北条司(ほうじょう・つかさ)さんが「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1985年13号から1991年50号にかけて連載した作品で、単行本はジャンプ・コミックスより全35巻が刊行され、1996年から1997年にかけて文庫版が全18巻で発売されている。

2004年から2005年にかけては「シティーハンター・コンプリート・エディション(CITY HUNTER COMPLETE EDITION)」として完全版が徳間書店より全32+3 (X、Y、Z) 巻で発売(X・Y巻はイラスト集、Z巻は読切版などを収録)されている。

東京・新宿で殺しやボディーガード、探偵などを請け負うスイーパー「シティーハンター」の活躍を描くハードボイルドコメディで、現代劇として描かれたため、連載時の1980年代後半が舞台で、「シティーハンターが美人の依頼人から仕事を受け、その依頼を数話をかけてこなす」というのが基本構成となっている。

「週刊少年ジャンプ」の1980年代を担ったヒット作だが、少年誌への掲載としては内容がかなり大人向きのため、誌面での人気はさほど高くなかった。特に連載初期は正統派ハードボイルド色が極めて濃かったため、人気が振るわなかった。

このためテコ入れという形で、もう少し明るい作風にするという目的で「もっこりとかやっちゃったら?」という当時の担当編集者のアドバイスを北条司さんが真に受け、本当にもっこりを描いたことがきっかけで作風自体がコメディ色を色濃くしていき、結果的に人気作品へとなった。

物語は裏社会ナンバーワンの腕をもつシティーハンターの冴羽僚が、普段は新宿に事務所を構え、相棒の槙村香とさまざまな依頼を受けているが、何者かに襲われたモデル・進藤亜衣がボディーガードを依頼にやってきた。美女の依頼を快諾した冴羽僚だが、撮影スタジオで更衣室を覗いたり、もっこり全開のやりたい放題に。

亜衣がキャンペーンモデルを務めるIT企業の社長・御国真司は、なんと香の幼馴染。撮影現場で久々に香と再会した御国は彼女をデートに誘う。しかし、冴羽僚は香に無関心で亜衣にスケベ心丸出しだ。その一方で、海坊主と美樹は傭兵が新宿に集結する、という情報を入手した。

傭兵は何故か亜衣を狙うのだった。敵の正体を探る僚が直面する巨大な陰謀!来日する大物武器商人・ヴィンス・イングラードと最新兵器、シティーハンターは亜衣と新宿を護りぬくことができるのか。

チケットはチケットぴあを通じて、先行抽選を発売中で、2月4日11時締め切り。5日10時から一般発売する。料金は全席指定で2000円均一。

注:「冴羽僚」の「僚」は正しくは「にんべん」が「けものへん」の漢字です。

「槙村香」の「槙」は正しくは旧漢字です。名詞は原則として常用漢字を使用しています。