日比谷「フォルトゥナ」神木隆之介、有村架純ら初日舞台挨拶

【銀座新聞ニュース=2019年2月6日】阪急阪神東宝グループで、映画の制作配給、演劇の興行などの国内最大手、東宝(千代田区有楽町1-2-2、東宝日比谷ビル、03-3591-1221)は2月15日にTOHOシネマズ日比谷(スクリーン12、千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル、050-6868-5068)で「フォルトゥナの瞳」の出演者による初日舞台あいさつを開く。

2月15日から一般公開される「フォルトゥナの瞳」((C)2019「フォルトゥナの瞳」製作委員会)。

15日15時20分の回上映終了後に、監督の三木孝浩(みき・たかひろ)さんをはじめ、主人公の青年「木山慎一郎」役の神木隆之介(かみき・りゅうのすけ)さん、木山慎一郎の恋人「桐生葵」役の有村架純(ありむら・かすみ)さん、木山慎一郎の同僚「金田大輝」役の志尊淳(しそん・じゅん)さん。

木山慎一郎が働く工場の顧客「宇津井和幸」役のダイゴ(DAIGO)さん、遠藤哲也の妻「遠藤美津子」役の斉藤由貴(さいとう・ゆき)さん、木山慎一郎が働く工場の経営者「遠藤哲也」役の時任三郎(ときとう・さぶろう)さんが舞台に登場してあいさつする。

「フォルトゥナの瞳」は本屋大賞を受賞作家の百田尚樹(ひゃくた・なおき)さんが2015年12月1日に新潮社より刊行された同じ題名の小説が原作だ。

物語は幼少期に飛行機事故で家族を失い、友人も恋人もなく仕事にのみ生きてきた木山慎一郎が「死を目前にした人間が透けて見える能力」=「フォルトゥナの瞳」を持っていることに気づいてしまったことから、生活が一変するという話だ。

木山慎一郎はなぜこのような力を持ってしまったのかを自問自答する苦悩の日々が続く中で、桐生葵という女性に出会い、互いに惹かれあった2人は幸せな日々を過ごす。慎一郎の孤独な人生に彩りを与えてくれた葵という存在だが、葵の身体が突然透け始めてしまう。慎一郎は死の運命にあることが分かってしまった愛する女性の死を回避しようとする。

三木孝浩さんは1974年徳島県生まれ、早稲田大学第一文学部を卒業、在学中に制作した自主映画「青空」で早稲田インディーズフィルムフェスティバルのグランプリを受賞、1998年にソニー・ミュージックに入社、以降、多数のミュージックビデオを手掛け、2006年に独立し、「スターダストプロモーション」と専属マネージメント契約をし、ショートムービー、ドラマ、CMなどに活動の幅を広げる。

2010年に長編初監督作品となる映画「ソラニン」で注目され、2012年に「僕等がいた」で邦画初の前・後編2部作が連続公開された。2010年代以降は少女マンガ原作の恋愛映画を次々と手がけ、「胸キュン映画三巨匠」と呼ばれることもある。2013年に「陽だまりの彼女」、2014年に「ホットロード」、2015年に「くちびるに歌を」、2016年に「青空エール」、2017年に「先生!、、、好きになってもいいですか?」、2018年に「坂道のアポロン」などを監督している。

チケットは応募フォームからの応募・抽選とチケットぴあによる抽選販売がある。応募フォームは受付中で、6日12時締め切り。料金は一般1800円、大学生・専門学校生1500円、高校生・ジュニア(3歳から中学生)、障がい者1000円、シニア(60歳以上)1100円。

チケットぴあによる抽選販売も現在受付中で、12日11時締め切り。料金は一般2000円、大学生・専門学校生1700円、高校生・ジュニア(3歳から中学生)、障がい者1200円、シニア(60歳以上)1300円。