志門で、矢板晶一展、行動協会所属

【銀座新聞ニュース=2019年2月24日】ギャルリー志門(中央区銀座6-13-7、新保ビル3階、03-3541-2511)は2月25日から3月2日まで矢板晶一さんによる個展を開く。

ギャルリー志門で2月25日から3月2日まで開かれる矢板晶一さんの個展のフライヤー。

油彩画家で、行動美術協会の絵画部に所属する矢板晶一(やいた・あきかず)さんが新作を中心に展示する。矢板晶一さんは2012年から2014年にギャルリー志門で開いている行動美術協会のグループ展「エレメント(ELEMENT)8展」に参加し、2015年、2016年に続いてギャルリー志門で3回目の個展を開く。

行動美術協会は1945年11月に、1944年に解散した旧二科会が再建の運動を起こしはじめた中で、旧二科会の有志が立ち上がって新団体として設立され、1946年から第1回春季展と公募展(行動展)を開催し、東京都美術館で行動展を開き、1950年には絵画部以外に彫刻部が設け、2007年から行動展を国立新美術館で開いている。

矢板晶一さんは1966年栃木県生まれ、1992年に多摩美術大学油画科を卒業、在学中の1991年に第46回行動展に初出品(以後毎年出展)し、1992年に第1回天龍川絵画展で入選、1994年に同大学大学院油画科を修了、「芸術による教育の会」に入社し、同年に行動展で奨励賞、初めて個展を開いた。

1995年に行動展で新人賞を受賞した。2012年から2014年にギャルリー志門のグループ展「エレメント(ELEMENT)8展」に参加している。現在、行動美術協会会員、「芸術による教育の会」美術教室事業部長を務めている。

開場時間は11時から19時(最終日は17時)、入場は無料。