日比谷「映画しまじろう」上映会、しまじろう、みみりんら挨拶

【銀座新聞ニュース=2019年3月4日】阪急阪神東宝グループで、映画の制作配給、演劇の興行などの国内最大手、東宝(千代田区有楽町1-2-2、東宝日比谷ビル、03-3591-1221)内で映像ソフトなどの制作・販売を手掛ける東宝映像事業部(同)は3月12日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-2、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で映画しまじろう「しまじろうとうるるのヒーローランド」の完成披露上映会を開く。

3月15日から一般公開される映画しまじろう「しまじろうとうるるのヒーローランド」((C)Benesse Corporation 2019)。

「しまじろうとうるるのヒーローランド」はベネッセコーポレーションの通信教育教材「こどもちゃれんじ」のキャラクター「しまじろう」が活躍する劇場版シリーズ第7作で、3月15日の一般公開前の12日10時45分から完成披露上映会を開き、上映前に縞野しまじろう、緑原みみりん、空野とりっぴい、桃山にゃっきいが舞台に登場してあいさつする。また、参加者が「クプルパーは ひみつの ことば!」を一緒に踊ることができる。

今回は子どもたちの初めての映画館での映画鑑賞を支援するため、約60分の上映時間に休憩を設けたり、歌やダンス、応援にも参加できるようにしたりと参加型の工夫がこらされているとしている。

ウイキペディアによると、「こどもちゃれんじ」はベネッセコーポレーション(旧福武書店)の進研ゼミの未就学児部門として、1988年4月1日に「幼児講座」(現「ほっぷ・すてっぷ・じゃんぷ」)、1994年に2-3歳児向けの「おやこ講座」(現「ぽけっと」)として開講されたもので、その後、進研ゼミから独立して「こどもちゃれんじ」となり、乳児向けとして「ベビー(baby)」や「ぷち」も開講している。教材に登場するキャラクターが「しまじろう」で、同教材の代名詞となっている。

1993年から2008年までテレビ東京系列で「こどもちゃれんじ」シリーズの原作のテレビアニメ「しましまとらのしまじろう」が放送開始され、1994年にはバンダイとトミーがしまじろうをおもちゃとして商品化し、スタンプ、ジグソーパズル、ぬいぐるみ、入浴セットなどの商品が販売されている。

2008年から2010年までは「はっけん たいけん だいすき! しまじろう」として放送され、2010年から「しまじろう ヘソカ」として放送開始、2012年から現在の「しまじろうのわお!」に改題された。2013年3月からテレビアニメを基にしたアニメ映画第1作が公開され、2018年3月までに6作がアニメ映画化されている。

毎年7月から8月に「しまじろうコンサート」が開かれており、しまじろう、みみりん、にゃっきい、とりっぴいなどのキャラクターと、ぷちまたはぽけっとのお姉さん、コンサートのテーマに沿ったゲストキャラクターが出演する。

物語は「優しい心が君をヒーローにする」をテーマに、発明家の女の子うるるが作った「ヒーローランド」で、しまじろうたちがさまざまな危機に立ち向かう姿を描く。憧れのヒーローやヒロインに会える夢のような世界「ヒーローランド」にやってきたしまじろうたち。

そこには、しまじろうの大好きな「ラットマン」もいて、みんな大喜び。しかし、悪いロボットが現れてヒーローランドは大ピンチになり、しまじろうたちは力を合わせてヒーローランドを救おうと奮闘する。

チケットは3月6日0時からネットで販売し、劇場窓口で6日オープン時から販売する。料金は一般1500円、2歳以上のジュニアが1000円。