TOEI「家族のレシピ」、松田聖子が舞台挨拶

【銀座新聞ニュース=2019年3月5日】中堅映画配給会社のエレファントハウス(港区虎ノ門3-19-7、大手ビル、03-6452-8765)は3月10日に丸の内TOEI(中央区銀座3-2-17、03-3535-4741)で「家族のレシピ」に出演している松田聖子さんによる舞台あいさつを開く。

3月9日から一般公開される「家族のレシピ」((C)Zhao Wei Films/Wild Orange Artists)。

10日12時20分の回上映終了後と15時30分の回上映前に、シンガポール在住のフードブロガー「美樹」役の松田聖子(まつだ・せいこ)さんが舞台に登場してあいさつする。

「家族のレシピ」はシンガポール、日本、フランス合作映画で、2016年のシンガポールと日本の外交関係樹立50周年を記念し、斎藤工さんと松田聖子さんが共演し、シンガポール人監督のエリック・クー(Eric Khoo)さんが日本とシンガポールのソウルフード、ラーメンと肉骨茶(バクテー)がつなぐ、国境を越えた家族愛を描いている。

物語は群馬県高崎市でラーメン店を営む真人(斎藤工=さいとう・たくみ=さん)が、突然亡くなってしまった父の遺品から1冊の古いノートを見つけるところからはじまる。そのノートには真人が10歳の時に亡くなったシンガポール人の母が書いた料理のレシピや写真などとともに、さまざまな思い出が込められていた。

真人は忘れかけていた過去を埋めるためシンガポールへと旅立つ。シンガポール在住のフードブロガー・美樹のサポートにより、肉骨茶の店を営む叔父と再会を果たした真人は、これまで知ることのなかった家族の歴史と向き合うこととなる。

チケットは12時20分の回については売り切れ、15時30分の回についてはチケットぴあを通じて6日10時から一般発売する。料金は2000円均一。