丸善丸の内で高野倉さかえ展、油彩画と詩を融合

【銀座新聞ニュース=2019年3月11日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は3月13日から19日まで4階ギャラリーで高野倉さかえさんによる「30mo Anniversario 30周年記念」展を開く。

丸善・丸の内本店が3月13日から19日まで開かれる高野倉さかえさんの30周年記念展に出品される作品。

イタリア在住20年を経て、2014年から箱根で制作している詩人で画家、写真家の高野倉(たかのくら)さかえさんが、画家として30周年を迎え、国内では珍しいさまざまな形や素材に描かれた絵画と詩の融合、透明感溢れる筆づかいとイタリア独特の鮮やかな色彩で描かれた小宇宙の世界を中心に約70点を展示する。

高野倉さかえさんは2006年、2007年、2009年、2011年、2013年、2015年、2017年にに丸善・丸の内本店で個展を開いており、今回が8回目になり、イタリア・フィレンツェの職人が制作した額装と高野倉さかえさん自ら制作した額装を含めて紹介する。

高野倉さかえさんは1968年東京都新宿区生まれ、多摩美術大学油画科を卒業、同大大学院美術研究科を修了、イタリアに留学、イタリア国立アカデミア美術大学フィレンツェ校を卒業、そのままイタリア・フィレンツェ旧市街をはじめ、バルベリーノ・ヴァル・デルサ、北イタリアのサンタ・マルゲリータ・リグレ、トスカーナ州フィレンツェ郊外インチーザ・ヴァルダルノ、トスカーナ州郊外ガヴィッレ、北イタリアのピエモンテ州ビエッラで暮らし、その後、トスカーナ州グレーヴェ・イン・キャンティに住んだ。

1991年に国際美術大賞展佳作賞、1992年に第1回個展を開き、1995年にイタリアで個展を開き、1999年にイタリア・フィレンツェの美術コンクール「ナチュラリア・ミニマギーニ(NATURALIA MINIMMAGINI)」で4位入賞、2001年に第19回フィレンツェ大賞展で入賞、2003年にイタリア・フィレンツェの国際アート・コンクール「プレミオ・ターガッティ・アート・ライト(PREMIO TARGETTI ART LIGHT)」で入賞している。2014年に神奈川県箱根芦ノ湖にアトリエを開設、日本で制作している。

期間中、毎日、高野倉さかえさんが来場する。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)まで。入場は無料。

注:「高野倉」の「高」は正しくは旧漢字です。