加島美術で江戸の画家展、若冲、蕭白、白隠、其一、十江ら

【銀座新聞ニュース=2019年3月18日】加島美術(中央区京橋3-3-2、03-3276-0700)は3月21日から31日まで「バック・トゥ・ザ 江戸絵画-若冲・蕭白・蘆雪・白隠」を開く。

加島美術で3月21日から31日まで開かれる「バック・トゥ・ザ 江戸絵画-若冲・蕭白・蘆雪・白隠」に出品される白隠慧鶴「布袋吹於福」。

江戸時代中期の京都で活躍し、「奇想の画家」といわれた伊藤若冲(いとう・じゃくちゅう、1716-1800)、同じく「奇想の画家」といわれ、円山応挙(まるやま・おうきょ、1733-1795)の高弟で、大胆な構図、斬新な手法により、奇抜で機知に富んだ画風の長沢芦雪(ながさわ・ろせつ、1754-1799)、同じく「奇想の画家」といわれ、自ら「蛇足軒」号した水墨画の曽我蕭白(そが・しょうはく、1730-1781)。

同じく曽我蕭白「山水図」。

臨済宗中興の祖とされる禅僧で、禅の教えを表した絵を描いた白隠慧鶴(はくいん・えかく、1686-1769)、「円山派」の祖とされ、写生を重視した親しみやすい画風と「足のない幽霊」を描いたとされている円山応挙、江戸琳派の祖・酒井抱一(さかい・ほういつ、1761-1829)の弟子で、近代に通じる都会的洗練化と理知的な装飾性が際立つ、近代日本画の先駆的な絵師とされる鈴木其一(すずき・きいつ、1795-1858)。

江戸初期を代表する大和絵絵師の岩佐又兵衛(いわさ・またべえ、1578-1650)、江戸時代中期・後期の南画家、る林十江(はやし・じっこう、1778?1813)ら江戸時代前期、中期に独創的な絵筆を揮った画家を中心に、約35点を展示販売する。

加島美術では「江戸時代中期、権威や常識に囚われず、自らの絵筆でその道を切り拓いた画家たちがいた」という。「不思議な愛嬌を持つ可愛らしさ、時として放たれるグロテスクさ。変幻自在の自由な発想で、彼らは美の常識に挑み続け、時を超えて彼らのメッセージを受け取る私たちもまた、彼らと同じように自由な心で作品を楽しむべく」、今回の展示会を開くとしている。

開場時間は10時から18時。入場は無料。

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