フード協2月外食1.9%増、30カ月連続、天候安定で

【銀座新聞ニュース=2019年3月27日】一般社団法人「日本フードサービス協会」(港区浜松町1-29-6、浜松町セントラルビル、03-5403-1060)はこのほど、2月の「外食産業市場動向調査」(全店ベース)を発表した。

コロワイドグループのレインズインターナショナルは「牛角」(全国627店舗)で4月25日まで「お祝い5種盛り」(税別2980円)など春のお祝いメニューを提供している。1頭から約8枚しかとれない、やわらかい部分だけ使用した「霜降り上タン塩」、赤身とサシのバランスが取れた「牛角上カルビ」、和牛のプロが全国から選び抜いた「黒毛和牛カルビ」、熟成された旨みが特徴の「上ハラミ」、やわらかな熟成赤身の「うわみすじ」の5種類。

全業態で2月は「暖冬傾向で気温が高く、天候が比較的安定していたことも外食需要の下支えとなり、ファーストフードを中心に概ね堅調に推移し」たことから、外食産業の売上高は前年同月比1.9%増と30カ月連続で前年を上回った(既存店ベースは未公表)。

また、2月の店舗数は同0.3%増、客数が同0.3%増、客単価が同1.8%増だった。

業態別では、ファーストフード(FF)が同2.4%増で2015年12月から38カ月連続プラス、ファミリーレストラン(FR)が同1.1%増と3カ月連続でプラス、パブ・居酒屋が同2.3%増と2カ月続けてプラスとなり、ディナーレストランが同1.9%増と2016年9月から30カ月連続して前年を上回り、喫茶が同12%増と2カ月続けてプラスだった。

日本フードサービス協会の統計は会員が199事業者数(1月199、12月197、11月202、10月201、9月199、8月190、7月194、6月200、5月204、4月207、3月200、2月195、1月192)、店舗数が3万6467店(3万6659店、3万6637店、3万6567店、3万6380店、3万6602店、3万6572店、3万6524店、3万6689店、3万7232店、3万6843店、3万6759店、3万6359店、3万6197店)が対象。

内訳はファーストフードが57社(57社、56社、58社、57社、60社、57社、59社、61社、61社、60社、59社、55社、54社)、1万9913店(2万0219店、1万9954店、1万9990店、1万9844店、2万0086店、2万0001店、2万0024店、2万0163店、2万0603店、2万0023店、2万0571店、1万9689店、1万9768店)。

ファミリーレストランが52社(53社、52社、52社、51社、52社、50社、53社、52社、54社、56社、52社、52社、50社)、9838店(9770店、9814店、9847店、9759店、9848店、9778店、9848店、9921店、9911店、9875店、1万0061店、9187店、9946店、9773店)。

パブ・居酒屋が33社(32社、33社、32社、34社、33社、32社、30社、33社、34社、34社、33社、32社、31社)、2378店(2296店、2388店、2335店、2393店、2381店、2241店、2193店、2271店、2361店、2245店、2467店、2247店、2202店)。

ディナーレストランが25社(26社、25社、26社、26社、26社、23社、23社、24社、25社、26社、26社、26社、27社)、999店(1010店、1007店、1013店、1012店、1010店、959店、999店、1004店、999店、1000店、1002店、978店、1017店)、喫茶が14社(14社、14社、16社、16社、14社、15社、15社、15社、15社、17社、16社、16社、16社)、2057店(2063店(2062店、2064店、2054店、2059店、2061店、2097店、2081店、2130店、2239店、2229店、2227店、2164店)。

外食産業(上場企業)の売上高上位3社の2月の既存店売上高は1位のゼンショーホールディングス(すき家、国内店舗数1931店)が同3.0%増と9カ月続けてプラス、2位のすかいらーく(全グループ、国内店舗数3143店)が同3.3%増と7カ月続けてプラス、3位のコロワイド(全グループ、国内の直営1405店、FC店1125店)が同0.3%減と6カ月続けてマイナスだった。