HOOTERS新宿店でミスコン本選、15人でグランプリ争う

【銀座新聞ニュース=2019年4月9日】アメリカ生まれのカジュアルアメリカンダイニング&スポーツバー「HOOTERS」を運営するエッチジェー(HJ、新宿区西新宿1-8-5、アルファ107ビル、03-6279-0398)は、「HOOTERS銀座店」(中央区銀座8-5、銀座ナイン1号館、03-6280-6318)などで客による「ミスフーターズジャパンコンテスト2019」の事前投票を受け付けている。

「フーターズ(HOOTERS)銀座店」などで客による「ミスフーターズジャパンコンテスト2019」の投票も行われており、4月15日にアメリカの世界大会に出場する女性が決まる。画像は15人を紹介しているフライヤー。

4月15日に「新宿西口店」(新宿区西新宿1-8-5、アルファ107ビル、03-6279-4785)で「ミスフーターズジャパンコンテスト2019」の最終選考会を開き、6月にアメリカで開かれる「ミスフーターズ世界大会」に出場する「フーターズガール(ウェイトレス)」1人を選ぶ。その事前投票を4月11日まで各店舗に来店する客を対象に実施している。

日本では、6店舗で働く「フーターズガール」のうち51人がミスフーターズジャパンコンテスト2019」にエントリーし、予選を勝ち抜いて4月15日の本選に15人が出場する。この15人の中から客による事前投票、当日の参加客、審査員票によってグランプリを決める。

また、会場では平成の洋楽ヒットソングとフーターズガールがコラボレーションしたスペシャルパフォーマンスを披露する。さらに、店内で着用しているユニフォーム姿をはじめ、水着姿、自分を表現したオリジナル衣装でステージに登場する。フーターズガールのコンセプトである「チアリーダー」を思わせる、「周りを元気にするような明るさと健康的な美しさ、ステージ上で魅せる表現力や知性」が審査基準としている。

「ミスフーターズ世界大会」はアメリカ以外の国のフーターズガールの中からトップを決める部門で、2017年は日本をはじめ、カナダ、メキシコ、英国、南アフリカ、中国などからの80人の代表が出場し、渋谷店に勤務するヒカ(HIKA)さんが日本人として初めて「ミスワールド」に選ばれた。

「フーターズ(HOOTERS)」は1983年10月にアメリカ・フロリダで生まれたカジュアルアメリカンダイニング&スポーツバーで、チアリーダーをイメージしたウェイトレスの「フーターズガール(HOOTERS GIRL)」が売りで、現在、アメリカで約430店舗、アメリカ以外の28カ国でも展開している。

店内のテレビモニターでスポーツ観戦をしながら、名物のチキンウィングなどのアメリカンフードとドリンク、「フーターズガール」によるもてなしを楽しむ。「フーターズ」は、「フーターズガール」を見た男性客がフクロウのように目をキョロキョロさせ、フクロウの「ホー、ホー(Hoot,hoot)」という鳴き声に由来しており、「フーターズ」には「女性の胸」という意味もある。

日本では2005年8月に「株式会社エッチジェー」を設立し、2008年6月にアメリカのフーターズ・オブ・アメリカ・インクと契約し、2010年10月に東京・赤坂見附駅前の赤坂東急プラザに第1号店を開店したのをはじめ、2012年6月に銀座ナイン1号館に2号店を開店し、現在、東京4店舗、大阪1店舗、名古屋1店舗の計6店舗を展開している。

ただ、3月25日に5億6000万円の負債額(債権者約56人)で「株式会社エッチジェー」は経営破たんし、東京地裁に民事再生法の適用を申請している。2016年9月期には売上高17億700万円を計上していたが、「急な店舗拡大で収益性が低下」し、2018年9月期の売上高は15億1400万円に減少し、不採算店舗の閉鎖もあり、赤字に転落し、自主再建を断念し、民事再生法を申請した。ただ、店舗は通常通り営業中で、スポンサーも内定しており、事業とブランドは承継する方針としている。

4月15日の新宿西口店の本選は19時から21時で、チケット料金はSS席がファイナリスト15人の直筆サイン入りコンテストTシャツ(非売品)、フーターズの食事券(2500円分)、ファイナリスト15人との写真撮影券がついて、1万4000円。S席がファイナリスト15名の直筆サイン入りコンテストTシャツとフーターズの食事券(2500円分)がついて、1万2000円。A席が特典なしで7000円、スタンディング(立ち見)が5000円。いずれもフリーフード、フリードリンク。