阪急MEN’sで渡辺おさむが「スイーツで資本主義」展

【銀座新聞ニュース=2019年4月18日】画廊などを運営する株式会社タグボート(中央区日本橋人形、No.R日本橋人形町、03-5645-3242)は4月19日から5月23日まで阪急MEN’s TOKYO(千代田区有楽町2-5-1)7階の「ギャラリータグボート」で渡辺おさむさんによる「スイーツで資本主義を表現!? Capitalism」を開く。

4月19日から5月23日まで阪急メンズ・トウキョウ(MEN’s TOKYO)の「ギャラリータグボート」で開かれる渡辺おさむさんの「スイーツで資本主義を表現!? キャピタリズム(Capitalism)」に出品される作品。

現代美術作家の渡辺(わたなべ)おさむさんがスイーツと資本主義をテーマに、増殖し続ける資本主義経済を、過剰なまでにデコレーションされたスイーツで表現した新作を含む約30点を展示する。

渡辺おさむさんは本物そっくりのカラフルで精巧なクリームやキャンディ、フルーツなどを用いた作品により、スイーツデコの技術をアートにした現代美術家で、自ら「フェイク・クリーム・アート(Fake Cream Art)」と称している。

これまでに名画やギリシャ彫刻にデコレーションするシリーズ「アナザー・レジェンド(Another legend)」や、真っ白なクリームで枯山水を表現した「カレサンスイ(KARESANSUI)」シリーズ、世界遺産のデコレーションシリーズなど独自の表現スタイルで制作している。

渡辺おさむさんは1980年山口県周南市生まれ、2003年に東京造形大学デザイン学科を卒業、2007年に長野県信濃美術館で「五感でアート展」を開催、MOCA(上海現代美術館)でも「エコ(ECO)Xデザイン(DESIGN)展」を開いている。

2001年に京都アートコンペ2001で審査員特別賞、第19回ひとつぼ展で入選、ターナーアクリルアワードで審査員特別賞、2007年にアミューズアートジャム2007で倉本美津留賞などを受賞している。

現代アートのオンラインギャラリーを運営するタグボートは3月15日に阪急メンズ・トウキョウ(MEN’s TOKYO)がリニューアルオープンしたのを機に、ギャラリースペースを以前の人形町から阪急メンズ7階に移転した。

19日18時からオープニングパーティーを開く。

開場時間は11時から20時。入場は無料。