日本橋・京橋96画廊が美術展、長谷宝満堂、青古堂等

【銀座新聞ニュース=2019年4月20日】「東京アートアンティーク実行委員会」は4月25日から27日の3日間、日本橋、京橋などの画廊などで「東京アートアンティーク2019-日本橋・京橋美術まつり」を開く。

「東京アートアンティーク2019」のチャリティ入札に出品される作品。

中央区の京橋・日本橋地区には、戦後から古美術、工芸、日本画、近代絵画、彫刻、版画など約150の専門店が営業しており、東京でも銀座に次ぐ「アート密集地」となっている。これらの画廊、美術店が集まって1998年から「日本橋・京橋美術骨董(こっとう)まつり」を毎年1回から2回ほど開いてきた。

2010年からは「東京アートアンティーク-日本橋・京橋美術骨董まつり」とし、過去最大の74店の美術店、画廊などが参加し、2019年も中央区日本橋、京橋地区の美術店、画廊96店(2018年88店、2017年は86店)が参加して、画廊の中には4月中旬から月末まで日本の美術や骨董の展示会を開いたり、イベントも予定している。

参加するのは、銀座1丁目が藤(ふじ)美術、長谷宝満堂(はせほうまんどう)、河井汲古堂(かわいきゅうこどう)、古美術川崎、ルカスカンジナビア、森田画廊、中長小西(なかちょうこにし)、古美術ささき、古美術祥雲(しょううん)、鈴木美術画廊、柴田悦子画廊の11店。

銀座2丁目が渡辺三方堂(わたなべさんぽうどう)。

京橋1丁目が古美術木瓜(ぼけ)、古美術藤島(ふじしま)、風招(ふうしょう)、白銅てい画廊(はくどうてい)、飯田好日堂(いいだこうじつどう)、去来、メゾンドネコ、ギャラリーマリ(Gallery MARI)。

木けい、古美術大谷、青古堂(せいこどう)、古美術清水、下井美術、古美術草友舎、つつみ美術、古美術佗助(わびすけ)の16店。

京橋2丁目が千代春(ちよはる)画廊、エトワール画廊、五月堂(ごがつどう)、林田画廊、池内美術、古美術いづみ、かどまつ誠心堂、古美術花径(かけい)、嘉盛堂(かせいどう)、吉平(きっぺい)美術店。

骨董の店甲斐、孔雀画廊、薫匠堂(くんしょうどう)、古美術京橋、松森美術、繭山龍泉堂(まゆやまりゅうせんどう)、古美術明成、古美術無門、古美術凛(りん)、ギャラリー(GALLERY)麟(りん)。

酒井京清堂、斎藤紫紅洞(さいとうしこうどう)、しぶや黒田陶苑(とうえん)/魯卿(ろけい)あん、四季彩舎、マツダ・アート&アンティーク(MATSUDA Art&Antiques)、金井画廊、シルバーシェル、ギャラリー戸村、オリエント考古美術・太陽、井上オリエンタルアート京橋店の30店。

京橋3丁目がアートスペース繭(まゆ)、アートスペース羅針盤(らしんばん)、ギャラリーセラー、古美術大聖寺屋(だいしょうじや)、加島(かしま)美術、古美術奈々八(ななや)、小川商店、翠波(すいは)画廊、宇野商店、彩鳳堂(さいほうどう)画廊、古美術黒川、銀座かわうそ画廊の12店。

日本橋2丁目が丸善・日本橋店(3階ギャラリー)。

日本橋3丁目が花筥-HANABAKO、古美術花からくさ、壺中居(こちゅうきょ)、ギャラリーこちゅうきょ、前坂晴天堂、松本松栄堂東京店、水戸忠、作家もの陶器三和堂。

不忍画廊、春風洞画廊、古美術東湖堂、浦上蒼穹堂(うらがみそうきゅうどう)、サンシアオ・ギャラリー(Sansiao Gallery)、ガレリー・ユーヘイ・サカモト(GALERIE YUHEI SAKAMOTO)、上原永山堂(えいざんどう)の15店。

日本橋本町3丁目が江戸仕覆 起秀(えどしふくきしゅう)。

日本橋本町4丁目が井上オリエンタルアート日本橋、カミヤアート(KAMIYA ART)の2店。

日本橋室町3丁目が海老屋美術店、秀山堂画廊の2店。

日本橋室町4丁目が三渓洞(さんけいどう)。

日本橋本石町4丁目が大熊美術。

日本橋小伝馬町7丁目が日本橋小伝馬町ギャラリー。

八丁堀2丁目が書肆逆光(しょしぎゃっこう)。

八重洲2丁目が木之庄企画(きのしょうきかく)。

新富2丁目がギャラリーぐんじ。

期間中、特別企画としてチャリティ入札会を開く。参加するのは古美術祥雲、古美術川崎、翠波画廊、古美術奈々八、孔雀画廊、去来、古美術花径、つつみ美術、古美術草友舎、サンシアオ・ギャラリー、前坂晴天堂、不忍画廊の12店で、希望者は参加画廊で対象作品の希望金額や氏名などを記載して、箱に入れる。各画廊から落札者に直接、連絡が入る。

25日から27日に江戸仕覆 起秀(03-6225-2939)で「ふく紗の仕立て」についてワークショップを開く。約3時間かけて仕覆の入り口として、小ふく紗を仕立てるという体験をする。参加費は1000円(別に生地代として5000円から)。事前に申し込む。

26日と27日の14時から丸善・日本橋店3階ギャラリーで渡辺木版美術画舗の3代目・渡辺章一郎(わたなべ・しょういちろう)さんによるギャラリートークを開く。

26日と27日の15時から繭山龍泉堂で、東洋古美術を専門とする店主の川島公之(かわしま・ただし)さんが「美術のなかの『馬』」と題して、ギャラリート-クを開く。

期間中、柴田悦子画廊で「お茶会風味-若草物語編」として、お茶を提供する。

27日11時から17時まで東京スクエアガーデンで「アート&クラフト市」を開く。パンフレットや案内の配布、小作品の販売、ギャラリーへの道案内などを行う。

開場時間は画廊によって異なるが、画廊、美術展が11時から18時ぐらいまで。丸善・日本橋が9時30分から20時30分。

注:「木けい」の「けい」は「難」の右のつくりを「渓」のさんずいを外し、あわせた漢字です。

「白銅てい画廊」の「てい」は左に「革」、右に「是」を合わせた漢字です。

「古美術川崎」の「崎」は正しくは右の「大」は「立」です。

「古美術花径」の「径」と「斎藤紫紅洞」の「斎」と「木之庄企画」の「画」は正しくは旧漢字です。名詞については原則として常用漢字を使用しています。