日比谷「会いたかった」TAKAHIRO、松坂慶子ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2019年5月1日】芸能事務所のLDHグループの映画配給会社、LDH pictures(目黒区上目黒1-16-10)は5月11日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-3、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で「僕に、会いたかった」の公開記念の舞台あいさつを開く。

5月10日から一般公開される「僕に、会いたかった」((C)2019「僕に、会いたかった」製作委員会)。

11日12時10分の回上映終了後と15時5分の回上映前に、監督の錦織良成(にしこおり・よしなり)さんをはじめ、主人公の漁師「池田徹」役のエグザイル・タカヒロ(EXILE TAKAHIRO)さん、池田徹の母親「池田信子」役の松坂慶子(まつざか・けいこ、12時10分の回のみ)さん、高1の越境留学生「木村めぐみ」役の山口(やまぐち)まゆさん、高1の越境留学生「横山愛美」役の柴田杏花(しばた・きょうか)さん、「坂本雄太」役の秋山真太郎(あきやま・しんたろう)さんが舞台に登場してあいさつする。

「僕に、会いたかった」はダンス&ボーカルグループ「エグザイル(EXILE)」のボーカルを務めるタカヒロ(TAKAHIRO)さんが記憶喪失の漁師役を演じ、島根県の隠岐諸島を舞台にして制作された。

物語はかつて凄腕の漁師だった徹は、12年前に起きたある事故をきっかけに記憶を失ってしまう。漁に出られなくなった彼は、献身的な母や優しい島の人々に見守られ、苦悩しながらも懸命に今を生きようとしていた。その裏側には、家族の温かくも切ない秘密があった。

錦織良成さんは1962年島根県平田市(現出雲市)生まれ、島根県立平田高校を卒業、1992年から1996年までビデオ「校内写生 実写版」の監督、1996年に映画「バグース(BUGS)」が東京国際ファンタスティック映画祭に出品され、映画監督デビュー、1999年に婦人自衛官の成長を描いた「守ってあげたい!」で注目され、2002年に故郷島根を舞台にした「白い船」がミニシアター邦画作品部門の全国興行成績第1位を記録した。
2010年に「レイルウェイズ(RAILWAYS)49歳で電車の運転士になった男の物語」でフランスの「キノタヤ(KINOTAYA)映画祭2010」でグランプリ(金の太陽賞)、2013年に隠岐諸島に伝わる古典相撲を題材に日本の心、家族の絆を描いた「渾身KON–SHIN」を監督、2016年にたたら製鉄・日本刀を題材にした時代劇「たたら侍」で第40回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門で最優秀芸術賞などを受賞している。

2002年から監督として「白い船」など島根シリーズを手がけ、2008年に「うん、何?」、「レイルウェイズ(RAILWAYS)49歳で電車の運転士になった男の物語」、2013年に「渾身 KON-SHIN」、2017年に「たたら侍」のシリーズを制作し、2020年に「高津川」の公開を予定している。また、島根県内で夏期に開かれる映画制作講座「しまね映画塾」の塾長を務めている。

チケットはローソンチケットを通じて販売しており、5月9日23時59分が締め切り。料金は2000円均一。