丸善丸の内でかわしまはるこ「あまがえる」原画展

【銀座新聞ニュース=2019年5月1日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は5月1日から21日まで3階児童書売場壁面ギャラリーで、かわしまはるこさんによる「あまがえるのかくれんぼ」原画展を開いている。

丸善・丸の内本店で5月21日まで展示されている、かわしまはるこさんの「あまがえるのかくれんぼ」原画展に出品されている絵本の表紙。

生物画家のかわしまはるこさんが5月8日に絵を手がけた絵本「あまがえるのかくれんぼ」(文章は舘野鴻=たての・ひろし=さん、世界文化社、税別1200円)を刊行するのを記念して、原画を展示している。

「あまがえるのかくれんぼ」はアマゾンによると、丸善丸広百貨店飯能店の福島亮子(ふくしま・りょうこ)さんがソフトカバーの1冊を「非売品」として展示したところ、ある日、8歳の少年が非売品の本をレジに持ってきて「この本が欲しい! ! 」と言い出した。

母親がほかの本をといっても少年は受け付けず、その子のTシャツにも靴にもかえるの絵があった。その本屋には約21万冊もあるのに、少年にはその1冊しか目に入らなかった。このため、福島亮子さんがかわしまはるこさんから自分用にともらった1冊をその少年にあげた。ところが、その後も、何人ものお客が「あまがえるのかくれんぼ」を手にして、少年と同じことを言いだした。このため、ハードカバーにして、という気持ちが、書店員の署名運動につながり、ハードカバーで刊行される。

内容はあまがえるのラッタ、チモ、アルノーの3匹は、かくれんぼが大好き。いつものように遊んでいると、ラッタの体がへんな色になっていた。「会話するカエル」を通して、愛しき小さな者たちの成長物語という。水彩で描かれた生き生きとしたアマガエルや瑞々しい植物は、かわしまはるこさんのアマガエルへの愛情と日々の観察の賜物です。小さな生き物たちの繊細で見事な世界をぜひご堪能ください。

16日19時から3階児童書売場内で、舘野鴻さん、かわしまはるこさん、相模原市立博物館職員の秋山幸也(あきやま・こうや)さんが「知られざるアマガエルの秘密-フィールドワークから絵本制作まで」と題してトークイベントを開く。定員は20人。整理券が必要で、「あまがえるのかくれんぼ」を購入すると、先着20人までもらえる。

開場時間は9時から21時(最終日は20時)。

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