日比谷、日本橋「いぶき」西島秀俊、本田翼ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2019年5月17日】中堅映画配給会社のキノフィルムズ(新宿区西新宿6-5-1、新宿アイランドタワー、03-5908-2262)は5月24日と25日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-2、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)などで「空母いぶき」に出演している西島秀俊さん、本田翼さんらによる舞台あいさつを開く。

5月24日から一般公開される「空母いぶき」((C)かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/「空母いぶき」フィルムパートナーズ)。

TOHOシネマズ日比谷では24日12時30分の回上映終了後と16時15分の回上映前に、監督の若松節郎(わかまつ・せつろう)さんをはじめ、いぶき艦長「秋津竜太」役の西島秀俊(にしじま・ひでとし)さん、いぶきの副長「新波歳也」役の佐々木蔵之介(ささき・くらのすけ)さん。

ネットニュース記者「本多裕子」役の本田翼(ほんだ・つばさ)さん、「迫水洋平」役の市原隼人(いちはら・はやと)さん、コンビニのバイト店員「森山しおり」役の深川麻衣(ふかがわ・まい)さん、第5護衛隊群司令「湧井継治」役の藤竜也(ふじ・たつや)さんが舞台に登場してあいさつする。

TOHOシネマズ日本橋では25日14時55分の回上映終了後に、若松節郎さん、西島秀俊さん、佐々木蔵之介さん、深川麻衣さんが舞台に登場してあいさつする。

「空母いぶき」はマンガ家のかわぐちかいじさんが、恵谷治(えや・おさむ、1949-2018)の監修によって「ビッグコミック」(小学館)に2014年24号から連載している、架空の航空機搭載型護衛艦 (DDV) の艦長と副長、政治家とジャーナリストという思想信条の違いを対立軸にし、切迫する事態へいかに対処するかがメインテーマとなっている作品だ。

国籍不明の軍事勢力から攻撃を受ける中、それぞれの立場で国民の命と平和を守るため奔走する人たちの姿を描いている。2017年度に「第63回小学館漫画賞」一般向け部門を受賞している。また、作家の福井晴敏(ふくい・はるとし)さんが企画に携わっている。

物語は世界が再び「空母の時代」に突入した20XX年が舞台で、日本の最南端沖で国籍不明の軍事勢力が領土の一部を占拠し、海上保安庁の隊員を拘束する事態が発生する。未曾有の緊張感に包まれる中、政府は初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心とした護衛艦群を現場に派遣する。

若松節郎さんは1949年秋田県生まれ、日本大学芸術学部放送学科を卒業、テレパックのテレビドラマのAD・演出補などで1980年にフジテレビ系「ゆく道くる道わかれ道」、1980年にTBS系「天皇の料理番」の制作進行、1983年にフジテレビ系月曜ドラマランド「どっきり天馬先生」などを担当し、1986年に共同テレビに入社、同年にフジテレビ系「透明少女」のプロデュース、1993年にフジテレビ系「振り返れば奴がいる」などを手がけた。

その後、共同テレビジョン役員待遇エグゼグティブディレクターなどを歴任し、現在はフリー。2000年に「ホワイトアウト」を監督し、2001年に第24回日本アカデミー賞優秀監督賞、2009年に「沈まぬ太陽」を監督し、2010年に第33回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞している。

チケットはチケットぴあを通じて先行抽選を販売中で、19日11時締め切り。22日10時から一般発売する。料金は全席指定で2000円均一。