立川銀座で姚小全と門下生が書画展、任傑、相川敬子ら

【銀座新聞ニュース=2019年5月20日】ブラインドの最大手メーカー、立川ブラインド工業(港区三田3-1-12、03-5484-6100)は5月22日から6月2日まで銀座ショールーム(中央区銀座8-8-15、03-3571-1373)地下1階「タチカワ銀座スペースAtte」で姚小全さんらによる「与古為新 日中書画作品展」と「楽書楽画2019」を開く。

立川ブラインドの銀座ショールーム「オッテ(Atte)」で5月22日から26日まで開かれる「与古為新 日中書画作品展」に出品される王振羽さんの作品。

中国で5代続く中国書画家系に生まれ、来日して20年以上になる書画家の姚小全(よう・しょうぜん)さんが指導している書画家のうち、22日から26日までは「与古為新 日中書画作品展」と題して、任傑(にんけつ)さんら9人が約60点、29日から6月2日まで「楽書楽画 2019」と題して、金井美幸(かない・みゆき)さんら12人が約60点を展示する。

「楽書楽画」は弘法大師(空海、こうほうだいし、くうかい、774-835)の言葉といわれる「師の跡を求めず、師の求めたるところを求めよ」に倣(なら)って、姚小全さんの指導のもと、努力を重ねた成果を発表する。姚小全さんも賛助出品する。

22日から26日に出品するのは、姚小全さんのほかに、島津碧がん(しまず・へきがん)さん、任傑さん、矢形嵐酔(やがた・らんすい)さん、王振羽(おう・しんう)さん、鳥山美智子(とりやま・みちこ)さん、井上敦子(いのうえ・あつこ)さん、宮本奈津子(みやもと・なつこ)さん、山崎裕美(やまざき・ひろみ)さん。

29日から6月2日に出品するのは、相川敬子(あいかわ・けいこ)さん、江藤節子(えとう・せつこ)さん、金井美幸さん、小林哲二(こばやし・てつじ)さん、相良有美(さがら・ゆみ)さん、佐藤史子(さとう・ふみこ)さん。

5月29日から6月2日まで開かれる「楽書楽画2019」に出品される姚小全さんの作品。

関恵美子(せき・えみこ)さん、高橋達紀(たかはし・たつのり)さん、林好ふ(はやし・こうふ)さん、藤田陽子(ふじた・ようこ)さん、宮村明子(みやむら・あきこ)さん、山本洋三(やまもと・ようぞう)さん。

姚小全さんは1966年中国河北省保定市生まれ、1985年に河北工芸美術学校を卒業、1990年に北京芸術博物館で個展、1991年に国立北京市中央美術学院中国画系を卒業、中国農工民主党北京市委員会宣伝部美術担当を務め、1992年に北京市国際芸苑サロンで個展、作品が国際芸苑美術基金会に収蔵、1993年にフリーの書画家となり、1994年に北京語言学院に留学していた淳子(じゅんこ)さんと北京で結婚、その後、来日した。

1998年に国際書道連盟展連盟賞、2002年に河北大学工芸美術学院客員教授に就任、2002年から2005年まで爾麗(にれい)美術で「中国書画」展を開いた。第4回全国書展入選、首回国際青年書展入賞、全国大学生書画展優秀賞、中日交回復30周年青島中日絵画芸術大展などを受賞した。

開場時間は10時30分から17時30分(最終日は16時)。

注:「与古為新」の「与」は正しくは旧漢字です。
注:「島津碧がん」の「がん」は上に「山」、下に「品」を合わせた漢字です。
注:「林好ふ」の「ふ」は「鳥」を上に、「几」を下にして合わせた漢字です。