丸善丸の内で東光会の森本計一「パリ」展

【銀座新聞ニュース=2019年6月16日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は6月19日から25日まで4階ギャラリーで森本計一さんによる個展「パリの街角を描く」を開く。

丸善・丸の内本店で6月19日から25日まで開かれる森本計一さんの個展「パリの街角を描く」に出品される「長い会議」。

毎年春ころに恒例となっている、「パリの豊かな表情を光彩の中に織り込み、独自の世界を展開する」(丸善)画家の森本計一(もりもと・けいいち)さんの個展で、フランス・パリの日常生活を独特の様式と色感で追求した作品の中から油彩画を中心にパステル画も合わせて約50点を展示する。

森本計一さんは1940年岡山県倉敷市生まれ、1963年に早稲田大学を卒業、名鉄航空サービスに入社、世界を旅し、1985年に絵画の制作活動を再開、1990年に東光会奨励賞、1993年に個展を開き、1997年にスペイン・マドリッドで個展、1998年にヨーロッパ美術評論家会議で国際展へ出品、創作活動支援が決定、2002年にアメリカ・ニューヨークで個展を開く。

2003年から丸善の各店で個展を開いている。2007年に「春風大隈講堂」と「レンヌの花屋」が早稲田大学創立125周年記念として大学に所蔵され、2008年にフランス芸術協会「トリコロール芸術の翼奨励賞」、イタリア「ヴェネツィア芸術大賞」などを受賞している。現在、東光会会員。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)、入場は無料。