「ミュウツーの逆襲」、市村正親、小林幸子、中川翔子ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2019年7月2日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は7月13日にTOHOシネマズ日比谷スクリーン12(千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル地下)で「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」の声優による舞台あいさつを開く。

7月12日から一般公開される「ミュウツーの逆襲エボルーション(EVOLUTION)」((C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku(C)Pokemon(C)2019ピカチュウプロジェクト)。

13日9時の回上映終了後に、監督の湯山邦彦(ゆやま・くにひこ)さん、監督の榊原幹典(さかきばら・みきのり)さんをはじめ、声優でポケモン「ミュウツー」役の市村正親(いちむら・まさちか)さん、ポケモン「ボイジャー」役の小林幸子(こばやし・さちこ)さん。

ポケモン「ミュウ」役の山寺宏一(やまでら・こういち)さん、主人公の「サトシ」役の松本梨香(まつもと・りか)さん、主題歌「風といっしょに」を小林幸子さんと一緒に歌う中川翔子(なかがわ・しょうこ)さん、ピカチュウ、ミュウツーが登場してあいさつする。

ウイキペディアによると、「ポケットモンスター(ポケモン)」は1996年2月27日に発売された任天堂の「ゲームボーイ」用ソフト「ポケットモンスター 赤・緑」が最初で、開発元はゲームフリーク、コンセプトメーカーにしてディレクターを務めたのは、ゲームフリークの代表取締役でもある田尻智(たじり・さとし)さんだ。

この作品は小学生を中心に、口コミから火が点き大ヒットし、以降も多くの続編が発売され、ゲーム本編作品だけでなく、派生作品や関連作品も多く発売されている。ポケモンはゲームのみならず、アニメ化、キャラクター商品化、カードゲーム、アーケードゲームとさまざまなメディアミックスが展開され、日本国外で人気を獲得している。

「ミュウツーの逆襲エボルーション(EVOLUTION)」は1998年に公開したポケモン映画シリーズ第1作「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」をフル3DCGでよみがえらせたリメイク作品だ。劇場版第1作でミュウツーの声を演じた俳優の市村正親さんが再び同役を担当し、これまで数々のポケモンアニメを手がけてきた湯山邦彦さんと「ルドルフとイッパイアッテナ」の榊原幹典さんが監督を務めている。

物語はすべてのポケモンの“はじまり”と言われ、「清らかな心と、会いたいと強く願う気持ち」の2つを持つ冒険者の前にだけ現れるという幻のポケモン「ミュウ」、世界中のポケモン研究者がその行方を追う中、ついにある科学者がミュウの化石を発見し、それをもとに禁断の行為に手を染めてしまう。

人間のエゴによって生み出された伝説のポケモン「ミュウツー」は、自身の存在理由も分からないままに兵器としての実験を繰り返され、心の中に人類への憎悪の念を宿していく。

湯山邦彦さんは1952年東京都練馬区生まれ、東京都立武蔵丘高校を卒業、アルバイトとして、近所のアニメ制作スタジオで動画描きをはじめたことで、アニメ業界に入り、その後、アニメーターとして活躍する一方で、絵コンテも担当し、1978年より演出家に転向し、同年の「銀河鉄道999」の第3話「タイタンの眠れる戦士」で演出を担当した。

当初は葦プロダクション(現「プロダクション リード」)で経験を重ね、1982年より「魔法のプリンセス ミンキーモモ」で総監督を務め、「ポケットモンスターシリーズ」の総監督も務めている。

榊原幹典さんは2001年に「ファイナルファンタジー」で監督補、CGディレクターを務め、2014年にテレビアニメ「パックワールド」で監督、ウェブアニメ「スシニンジャ」で監督、脚本、絵コンテを手がけ、2015年にアニメ「スナックワールド」のパイロット版のCGディレクター、2016年にアニメ「ルドルフとイッパイアッテナ」で湯山邦彦さんと共同で監督を務めている。

チケットは東宝HPの応募フォーム(https://ssl.toho-movie.com/senden/19poke_kb/form.html)から申し込む。締め切りは3日12時。料金は一般1900円、大学生・専門学生1500円、シニア1200円、高校生、3歳以上中学生まで、障がい者が1000円。

チケットぴあによる特別抽選販売はHP(https://w.pia.jp/s/mewtwo19kb/)から申し込む。締め切りは8日11時。当選者は料金が一般2100円、大学生・専門学生1700円、シニア1400円、高校生、3歳以上中学生まで、障がい者が1200円。