リコー画廊でERIC、小松健一、佐藤理らスナップ写真展

【銀座新聞ニュース=2019年7月9日】国内最大のOA機器メーカーのリコー(中央区銀座8-13-1、03-6278-2111)グループのリコーイメージング(大田区中馬込1-3-6)が運営するギャラリー「リコーイメージングスクエア銀座」(中央区銀座5-7-2、三愛ドリームセンター、03-3289-1521)は7月10日から8月11日まで8階ギャラリーゾーン「A.W.P」でERICさん、小松健一さんらによる「スナップショット-瞬間はいつも輝いている」を開く。

リコーイメージングスクエア銀座で7月10日から8月11日まで開かれる「スナップショット-瞬間はいつも輝いている」に出品されるエリック(ERIC)さんの作品((C)ERIC)。

エリック(ERIC)さん、小松健一(こまつ・けんいち)さん、佐藤理(さとう・おさむ)さん、白石(しらいし)ちえこさんの4人の写真家が撮影したスナップショット32点を展示する。エリックさんはカラー、小松健一さん、佐藤理さん、白石ちえこさんはすべてモノクロームのゼラチンシルバープリントを展示する。

「写すという行為は被写体の発見から始まります。写したいという衝動に駆られる被写体とは何か。その対象となる被写体はさまざまで、シャッターを押す瞬間の心のときめきこそが写す醍醐味」(リコーイメージング)とし、エリックさんは市井の人々を至近距離で居合抜のごとく写す。しかも、日中にフラッシュを使っての撮影に、写された側もその事実に気づかないという。

小松健一さんは1970年代から1980年代の東京のスナップで、高度経済成長の終焉以降の東京に暮らす人々を独自の視点で描く。佐藤理さんは1970年代の群馬県の山人の暮らしを写している。大型の8×10カメラを担ぎ上げて撮影している。白石ちえこさんは郷愁あふれるシーンにカメラを向けてきた。「ゆっくりと時間が流れていくが、写さなければいずれ消滅する光景」で、「作家の独自の視点で表現された瞬間」としている。

同じく小松健一さんの作品((C)Kenichi Komatsu)。

エリックさんは1976年香港生まれ、1997年の香港の返還直前に来日し、西村カメラで写真を学び、2001年に東京ビジュアルアーツを卒業、同年に「蓄積と未来」でコニカフォトプレミオ大賞を受賞、2002年に「一日と永遠」で第19回ひとつぼ展でグランプリ、2004年に「エブリー・ウエア(every where)」で第2回ビジュアルアーツフォトアワード大賞、2009に年「中国好運│GOOD LUCK CHINA」で第9回さがみはら写真新人奨励賞などを受賞している。

小松健一さんは1953年岡山県生まれ、群馬県育ち、現代写真研究所研究科を卒業、新聞記者などを経てフリーの写真家として活動している。世界の厳しい風土の中で自然と共生する民族をライフワークに地球巡礼をしている。また、日本の近現代の文学、作家の原風景を切り口にして日本の暮らしと風土、沖縄、環境問題など社会的なテーマを追い続けている。

1983年に歌集「春ひそむ冬」で1983年度新日本歌人協会新人賞、1987年に「若きいのちへの旅-北の文学原風景」が1987年度緑陰図書に選定され、1998年に「琉球-OKINAWA」が第23回視点賞、1999年に「雲上の神々-ムスタン·ドルパ」が第2回藤本四八写真文化賞、2003年に「文学の風景をゆく」が2003年度SLBC選定図書に選ばれ、2005年に「ヒマラヤ古寺巡礼」が日本写真家協会賞年度賞などを受賞している。

佐藤理さんは東京都生まれ、1964年に東京写真短期大学(印刷科)を卒業、同年に光村原色版印刷所に入社、1965年に企画室写真部配属以降11年間勤め、部門が独立して「アート光村フォトセンター」となり、1968年に第19回全国カレンダー展で文部大臣賞、1979年に佐藤理スタジオを設立、1992年に第34回全国カタログ・ポスター展「カタログ」の部で「日本印刷産業連合会奨励賞、印刷出版研究所奨励賞、2006年から2015年まで日本写真家ユニオン「オリジナルプリント」展に参加している。現在、公益社団法人「日本写真家協会」会員。

白石ちえこさんは神奈川県横須賀市生まれ、アジアの国を旅して写真を撮りはじめ、1998年から個展を開き、千葉県船橋市主催の写真講座に参加、日常にある記憶の原風景をもとめて撮影をつづけている。

開場時間は11時から19時(最終日は16時)。毎週火曜日が定休。入場料は510円(税込)。

コメントは受け付けていません。