東宝6月映画、2倍の54億円、上半期で過去最高に

【銀座新聞ニュース=2019年7月18日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)はこのほど、6月の映画営業部門興行成績(速報ベース)が前年同月比121.8%増の54億3718万円で、3カ月続けてプラスだったと発表した。また、1月から6月の上半期の興行成績が過去最高を記録した。

現在、公開中の「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」((C)2019 Legendary and Warner Bros.Pictures.All Rights Reserved.)。映画興行ランキングでは6月1日、2日の初週が1位、2週目が2位、3週目が3位、4週目、5週目が5位と東宝の興行成績に貢献している。

6月は例年、30億円前後と年間で2月、11月と並んで売り上げが少ない月のひとつで、2009年が79億円、2010年が38億円、2011年が37億円、2012年が36億円、2013年が24億円、2014年が26億円、2015年が38億円、2016年が38億円、2017年が32億円、2018年25億円で推移していた。

これに対して、この6月は「名探偵コナン 紺青の拳」をはじめとするアニメ3作品が好調だったことと、「名探偵ピカチュウ」や「コンフィデンスマンJP」をはじめ「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」が大きく貢献し、2009年6月以来、10年ぶりに50億円を突破した。これにより、上半期では前年同期比38.5%増の413億412万円と2014年の369億4888万円を抜いて過去最高となった。

一方、トーホー(TOHO)シネマズ、関西共栄興行、スバル興業という連結3社と東京楽天地、オーエスの持分法適用2社を合わせた5社ベースの東宝グループの映画館(687スクリーン)の6月の入場料収入(売店収入は除く)は同53.7%増の71億8296万円だった。2013年6月発表からトーホーシネマズ直営館の入場料収入と東宝グループの入場人員を公表するのを止めている。

6月の新作は21日に公開された「きみと、波にのれたら」の1作品だった。

興行通信社の映画興行ランキングによると、6月1日、2日の週は「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」が初週で1位、「コンフィデンスマンJP」が3週目も2位、「名探偵ピカチュウ」が5週目で5位、「キングダム」が7週目で6位、「名探偵コナン 紺青の拳」が8週目で8位と、前の週と同じく、トップ10の半分が東宝系だった。

8日、9日の週は「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」が2週目で2位、「コンフィデンスマンJP」が4週目も3位、「キングダム」が8週目で6位、「名探偵ピカチュウ」が6週目で7位、「名探偵コナン 紺青の拳」が9週目で10位と、前の週と同じく、トップ10の半分が東宝系だった。

15日、16日の週は「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」が3週目で3位、「コンフィデンスマンJP」が5週目で5位、「キングダム」が9週目で9位と、前の週に比べて2点減って、3本だった。

22日、23日の週は「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」が4週目で5位、「コンフィデンスマンJP」が6週目で6位、「きみと、波にのれたら」が初週で9位と、前の週と同じく3本だった。

29日、30日の週は「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」が5週目で5位、「コンフィデンスマンJP」が7週目で9位と前の週に比べて1点減って、2本だった。

6月の配給作品は「名探偵コナン 紺青の拳」、「映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーンー失われたひろし」、「キングダム」、「コンフィデンスマンJP」、「名探偵ピカチュウ」、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」、「きみと、波にのれたら」の7本だった。

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