北の家族有楽町店で「いくら」かけ放題

【銀座新聞ニュース=2019年7月18日】飲食店を400店以上運営するsubLime(新宿区西新宿7-22-43、新宿JECビル、03-5937-3772)グループで、「北の家族」などレストラン、居酒屋などを運営する「パートナーズダイニング」(新宿区西新宿7-7-30、小田急柏木ビル、03-5332-6231)は7月31日まで「北海道 産直炉端 北の家族有楽町本店」(千代田区有楽町2-1-7、03-6205-8887)で「いくらかけ放題」を実施している。

7月31日まで「北海道 産直炉端 北の家族有楽町本店」で提供している「いくらかけ放題」と、「出汁巻き玉子」に乗せている図。

通常、1人前20グラム500円(税別)で提供している「北海道産いくらおろし」をかけ放題で提供している。そのまま食べたり、店内のライスの上に乗せたり、ほかの料理にトッピングしたりできる。

同店では、「出汁巻き玉子」(600円)、「ポテトサラダ」(450円)、「道産玉ねぎ丸ごとホイル包み焼き」480円(税別)などにいくらを乗せて食べる「味変」を勧めている。

「北の家族」は芸能プロモーターで、小説家の有吉佐和子(ありよし・さわこ、1931-1984)の夫でもあった神彰(じん・あきら、1922-1998)が運営する興行会社「株式会社芸友センター」(1997年に「北の家族株式会社」に社名変更)が1973年に居酒屋「北の家族」第1号店を開店し、居酒屋事業に参入したのが最初で、2002年に倒産し、2005年に株式会社セラヴィホールディングスの子会社、「セラヴィリゾート」に編入され、法人として消滅した。

2008年にセラヴィホールディングスの経営が悪化し、セラヴィリゾートの「北の家族」をはじめとするレストラン事業を、すかいらーくの創業者のひとり、横川紀夫(よこかわ・のりお)さんが代表取締役を務める「ヴィア・ホールディングス」子会社の「株式会社NBK」へ売却した。

その際に「ヴィア・ホールディングス」と投資会社「インテグリティ・パートナーズ合同会社」(千代田区三番町7-14、三番町デュープレックスビズ、03-3556-3210)が共同出資の形をとり、2011年5月にヴィア・ホールディングスの所有分をインテグリティ・パートナーズ合同会社に譲渡し、「株式会社NBK」を完全子会社化し、社名を「株式会社パートナーズダイニング」に変更している。

2015年8月にサブライム(subLime)がパートナーズダイニングの全株式を取得し、完全子会社化し、その後、社長にはサブライム副社長の中村英樹(なかむら・ひでき)さんが就任し、テーマレストラン全14業態72店舗を展開している。これにより、サブライムグループの店舗数は279店に拡大している。

北の家族有楽町本店は2018年12月10日に有楽町駅と新橋駅を結ぶJRの高架下にオープンした。「居酒屋 北の家族」のリブランディング店舗1号店としている。函館港などから直送される鮮魚介、道産の肉や旬の野菜でつくったメニューを楽しめ、料理人が炭火の燃える炉端で丸ごと1本の鮮魚を皮目はパリッと中はふっくら焼き上げる「原始焼き」、北海道のブランド米「ななつぼし」の酢飯に、イクラや甘エビ、北海道産の魚介など10種以上のネタ盛り放題の「おこもり海鮮丼」が2大名物という。

有楽町店の営業時間は平日が17時から23時30分、土・日曜日、祝日が16時から23時30分。