「ミュウツーの逆襲」、市村正親、小林幸子ら大ヒット御礼挨拶

【銀座新聞ニュース=2019年7月24日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は7月27日にTOHOシネマズ日比谷スクリーン12(千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル地下)で「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」の大ヒットを記念して、声優らによる御礼の舞台あいさつを開く。

現在、一般公開中の「ミュウツーの逆襲エボルーション(EVOLUTION)」((C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku(C)Pokemon(C)2019ピカチュウプロジェクト)。

「ミュウツーの逆襲エボルーション(EVOLUTION)」は7月12日から全国408スクリーンで公開され、13日、14日の土・日曜日2日間で動員45万4000人、興収5億5300万円をあげ、2位にランクされた。これは2018年7月に公開され、最終興収30.9億円を記録した劇場版第21作「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」の興収比10.6%増になり、「前作を上回る最終興収が見込める出足となった」としている。2週目も週末2日間で動員20万人、興収2億5100万円をあげ、累計動員は105万人、興収は12億円を突破し、3位と健闘している。

この大ヒットを記念して、27日15時15分の回上映終了後に、声優らによる御礼の舞台あいさつを開く。登場するのは、声優でポケモン「ミュウツー」役の市村正親(いちむら・まさちか)さん、ポケモン「ボイジャー」役の小林幸子(こばやし・さちこ)さん、主題歌「風といっしょに」を小林幸子さんと一緒に歌う中川翔子(なかがわ・しょうこ)さん、ピカチュウとしている。

ウイキペディアによると、「ポケットモンスター(ポケモン)」は1996年2月27日に発売された任天堂の「ゲームボーイ」用ソフト「ポケットモンスター 赤・緑」が最初で、開発元はゲームフリークで、コンセプトメーカーにしてディレクターを務めたのは、ゲームフリークの代表取締役でもある田尻智(たじり・さとし)さんだ。

この作品は小学生を中心に、口コミから大ヒットにつながり、以降も多くの続編が発売され、ゲーム本編作品だけでなく、派生作品や関連作品も多く発売されている。ポケモンはゲームのみならず、アニメ化、キャラクター商品化、カードゲーム、アーケードゲームとさまざまなメディアミックスが展開され、日本国内外で人気を獲得している。

「ミュウツーの逆襲エボルーション(EVOLUTION)」は1998年に公開したポケモン映画シリーズ第1作「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」をフル3DCGでよみがえらせたリメイク作品だ。劇場版第1作でミュウツーの声を演じた俳優の市村正親さんが再び同役を担当し、これまで数々のポケモンアニメを手がけてきた湯山邦彦さんと「ルドルフとイッパイアッテナ」の榊原幹典さんが監督を務めている。

物語はすべてのポケモンの“はじまり”と言われ、「清らかな心と、会いたいと強く願う気持ち」の2つを持つ冒険者の前にだけ現れるという幻のポケモン「ミュウ」、世界中のポケモン研究者がその行方を追う中、ついにある科学者がミュウの化石を発見し、それをもとに禁断の行為に手を染めてしまう。

人間のエゴによって生み出された伝説のポケモン「ミュウツー」は、自身の存在理由も分からないままに兵器としての実験を繰り返され、心の中に人類への憎悪の念を宿していく。

チケットはすでにPC、スマホ、劇場窓口で販売中。料金は一般1900円、大学生・専門学生1500円、シニア1200円、高校生、3歳以上中学生まで、障がい者が1000円。