ヴァニラで井上佐藤「10DANCE」原画展

【銀座新聞ニュース=2019年8月12日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル、03-5568-1233)は8月13日から9月3日まで井上佐藤さんによる原画展「10DANCE」を開く。

ヴァニラ画廊で8月13日から9月3日まで開かれる井上佐藤さんの原画展「テンダンス(10DANCE)」のフライヤー((C)井上佐藤/講談社)。

マンガ家の井上佐藤(いのうえ・さとう)さんが「ヤングマガジンサード」(講談社)にて連載している「テンダンス(10DANCE)」の生原画を展示する。また、単行本の原画も披露する。さらに、複製原画や特製グッズも販売する。

「テンダンス(10DANCE)」は2011年から2015年まで「麗人」(竹書房)と「麗人ブラボー(Bravo)!」(同)にて連載された後、一時休止を経て、2016年から「ヤングマガジンサード」に移して連載が再開されているボーイズラブ(BL)作品だ。2013年から2014年にかけて単行本2巻が竹書房から刊行され、2017年から講談社で単行本4巻が発売されている。8月20日に講談社から5巻目が刊行される。

内容はラテンダンサーの鈴木信也(すずき・しんや)とスタンダードダンサーの杉木信也(すぎき・しんや)が、競技ダンス界では交わることのなかったはずなのに、とある大会をきっかけに10種のダンスを競う「10ダンス」をめざすというもの。スタンダードとラテン各5種を踊るという高度な技術とスタミナを要求される10ダンスを制覇するために2人はお互いのダンスを教えあうことになる。

井上佐藤さんは「荒野のラブストーリー」で竹書房の「第13回麗人フレッシュ漫画大賞」で努力賞、同作で2003年に「麗人」11月号でマンガ家としてデビューし、代表作に「エンドルフィンマシーン」(竹書房)、「子連れオオカミ」(竹書房)、「オオカミの血族」(竹書房)などがある。

開場時間は12時から19時(土・日曜日、祝日17時)。入場料は600円。