丸善日本橋で市来功成、山岡康子「猫」展、小沢康麿、岡村洋子らも

【銀座新聞ニュース=2019年8月11日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(東京都中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は8月14日から20日まで3階ギャラリーで市来功成さんと山岡康子さんによる「親愛なる猫たちへ-絵画二人展」を開く。

丸善・日本橋店で8月14日から20日まで開かれる市来功成さんと山岡康子さんによる「親愛なる猫たちへ-絵画二人展」に出品される市来功成さんの「久遠の月」。

7月31日から9月3日まで3階ギャラリーなどで開かれている「丸猫展 2019サマー(SUMMER)」のひとつで、14日から20日まで3階特設ギャラリーで、陶芸などの小沢康麿(おざわ・やすまろ)さんと立体造形の桜井魔己子(さくらい・まみこ)さんが作品を展示する。また、14日から20日まで3階特設会場で、陶芸の岡村洋子(おかむら・ようこ)さん、陶芸の服部京子(はっとり・きょうこ)さん、創作人形の葉(よう)さんも作品を展示する。

「親愛なる猫たちへ-絵画二人展」は「猫たちの、のびのびと自由で愛らしい姿をとらえ、その柔らかな毛並みまでクレヨンで表現する」市来功成(いちき・こうせい)さんと、「独創性あふれる擬人化した猫たちの世界を、鮮やかな色彩の油彩やモノクロの銅板画で表現する」山岡康子(やまおか・やすこ)さんが愛情をこめて描いた猫たちを展示する。また、生態画家の地本義信(ちもと・よしのぶ)さんも作品を出品する。

市来功成さんは1956年鹿児島県伊佐市生まれ、1994年に新美術協会東京都美術館洋画新人賞(1995年、1996年に洋画奨励賞)、2006年にジャパンアートエキスポに出品し、現在、百貨店の美術画廊などで個展を開いている。

同じく出品される山岡康子さんの「バスタブ」。

山岡康子さんは京都府生まれ、1970年に京都市立芸術大学美術学部を卒業、銅版画制作をはじめ、1998年に京都で個展、1999年にポーランドミニチュアール版画展で入選、2001年に油彩画を制作、その後、個展を開いている。

14日、17日、18日に山岡康子さんが、17日と18日に市来功成さんが来場する。

また、自宅の愛猫の写真を3枚から5枚持参すると、市来功成さんが家族の猫の肖像画を描く。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は17時)まで。