京橋エドグランでラグビーW杯応援、伊藤剛臣と渡瀬あつ子がトーク

【銀座新聞ニュース=2019年9月11日】国内の大手地下鉄会社の東京地下鉄(東京メトロ、台東区東上野3-19-6、03-3837-7041)は9月12日に「京橋エドグラン」(中央区京橋2-2-1)地下1階大階段で「東京メトロラグビーナイト in 京橋」を開く。

9月12日に「京橋エドグラン」で開かれる「東京メトロラグビーナイト イン(in)京橋」のフライヤー。

東京メトロ銀座線「京橋駅」(8番出口)と直結している京橋エドグランで、9月20日からはじまる第9回ラグビーワールドカップ2019の日本代表選手を応援するのが目的としたイベントだ。12日18時からラグビー元日本代表で、現在、「釜石シーウェイブスRFC」のアンバサダーを務める伊藤剛臣(いとう・たけおみ)さんと、ラグビーソング「楕円桜」で知られるシンガーソングライターの渡瀬あつ子(わたせ・あつこ)さんがトークショーを開く。

ウイキペディアによると、ラグビーワールドカップは国際ラグビーフットボール評議会(IRFB)で検討され、1987年にニュージーランドとオーストラリアのラグビー協会による共催(第2回からはIRFB)で第1回大会が開かれた。その後、IRFB(2014年にワールドラグビー=World Rugby=に改称、本部・アイルランド・ダブリン)の主催により、4年ごとに開かれている。

第3回(16チーム)までは北半球、南半球それぞれの国内シーズン(北半球10-11月、南半球5-6月)を中心に開かれていたが、第4回(20チーム)大会以降は南北いずれの半球でも、9月から11月を中心とした日程になっている。優勝トロフィーは「ウェブ・エリス・カップ」と呼ばれている。

第1回は予選がなかったが、2回目以降は開催国(地域)と前回大会の成績上位国(地域)が予選免除され、第7回大会以降は、その前の大会でベスト12(予選プール上位3位)に入った国が予選免除されている。今回の第9回の日本大会の予選枠はヨーロッパ1、アメリカ2、アフリカ1、オセアニア2、ヨーロッパ・オセアニアプレーオフ1、最終プレーオフ1としている。

本大会は予選プールと決勝トーナメントから構成され、予選プールは出場チームをいくつかのプールに振り分け、プール内の各チームと1試合ずつ対戦する。試合の結果ごとに「勝ち点」(マッチポイント)が与えられる。

第5回(2003年)以降は出場20カ国(地域)が5チームごとの4組に分かれて予選プールを戦い、勝利が4点、引き分けが2点、敗戦が0点であり、ボーナスポイントとして4トライ以上で1点、7点差以内での敗戦で1点が与えられ、合計ポイントの上位2チームが決勝トーナメントに進出する。

今回は「プールA」がアイルランド、スコットランド、日本、ロシア、サモア、「プールB」がニュージーランド、南アフリカ共和国、イタリア、ナミビア、カナダ、「プールC」がフランス、アルゼンチン、イングランド、アメリカ、トンガ、「プールD」がオーストラリア、フィジー、ウェールズ、ジョージア、フィジーに分かれ、上位2チームが決勝トーナメントに出場し、決勝トーナメントでは8チームによるノックアウト方式で、規定の時間内(80分)で決着がつかなかったときは延長戦(10分ハーフで20分、決着がつかない場合は10分1本のサドンデス)が行われる。

伊藤剛臣さんは1971年東京都荒川区生まれ、高校時代にラグビー部に入部、3年時に高校日本代表に選ばれ、法政大学社会学部応用経済学科(現社会政策科学科)を卒業、大学時に大学選手権で優勝、卒業後、神戸製鋼に入社、「神戸製鋼コベルコスティーラーズ」で1年目から試合に出場し、1994年度の全国社会人大会、日本選手権7連覇に貢献、1999、2000年度に全国社会人大会で優勝、日本選手権で優勝、トップリーグ開幕初年度の2003年シーズン優勝に中心選手として貢献した。

2012年のシーズン終了後に戦力外通告を受け、退団、「釜石シーウェイブス」に入団し、2016年にホリプロと契約、2018年に現役を引退した。ラグビー日本代表では、1996年にパシフィック・リム選手権の香港戦で初キャップを獲得し、ワールドカップには1999年、2003年と2大会連続出場した。キャップ62(62回の出場)は歴代7位。

渡瀬あつ子さんは福島県南相馬市生まれ、5歳よりピアノをはじめ、武蔵野音楽大学を卒業、卒業後、ボイストレーニングをはじめ、ライブ活動をしながら、作詞作曲をする。2003年にレノ・スーパー・オーディション・ライブ(RenoSuperAuditionLive)で優秀賞、2004年にマキシシングル「バード」を発売、2005年にマキシシングル「ひだまり」を発売、2008年にラグビー日本代表ヘッドコーチ、ジョン・カーワン(Sir John James Patric Kirwan)さんの推薦曲で、ラグビー応援ソング「楕円桜」を発売した。

2011年3月11日に東日本大震災により故郷が被災し、故郷に向けての音楽活動をはじめ、2013年に故郷へ向けたアルバム「ライフ(Life)」を発売、2015年にジャパンラグビートップリーグの「キヤノンイーグルス」に所属するラグビー日本代表の田中史朗(たなか・ふみあき)さんをリードボーカルとし、元日本代表でラグビー指導者の山口良治(やまぐち・よしはる)さんら多くのラグビー選手が出演する「楕円桜」の映像を制作した。

?2016年にトップリーグにおいて、日産スタジアム、仙台ユア テックスタジアム、いわきグリーンフィールドでオープニング、 ハーフタイムで「楕円桜」を斉唱した。2016年、2017年、2018年と3年続けて全国高校ラグビー花園大会で、「楕円桜」をアカペラで独唱している。2016年から冬野竜彦(ふゆの・たつひこ)さんとのロックユニット「アットワン(atONE.)」として始動し、2017年に「アットワン」のアルバム「東京」を発売している。

入場は無料。