「3人の信長」TAKAHIRO、市原隼人ら舞台挨拶

【銀座新聞ニュース=2019年9月11日】芸能事務所のLDHグループの映画配給会社、LDH pictures(目黒区上目黒1-16-10)傘下のHIGH BROW CINEMA(同)は9月21日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-3、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で「3人の信長」の公開を記念して、出演者らによる舞台あいさつを開く。

9月21日から一般公開される「3人の信長」((C)2019「3人の信長」製作委員会)。

9月21日9時20分の回上映終了後と12時20分の回上映前に、監督の渡辺啓(わたなべ・けい)さんをはじめ、「信長・甲」役のタカヒロ(TAKAHIRO)さん、「信長・乙」役の市原隼人(いちはら・はやと)さん、「信長・丙」役の岡田義徳(おかだ・よしのり)さん、「半兵衛」役の前田公輝(まえだ・ごうき)さん、「朽木ハル」役の坂東希(ばんどう・のぞみ)さんが舞台に登場してあいさつする。

「3人の信長」は自分こそが本物だと主張する3人の織田信長と、あだ討ちに燃える元今川軍の侍たちとの攻防を描いたオリジナルの時代劇エンタテインメントで、渡辺啓さんが監督と脚本を手掛けており、今回が渡辺啓さんの映画監督デビュー作となる。

物語は永禄13年(1570年)、かつて主君である今川義元を討たれたことへの復讐に燃える蒲原氏徳ら元今川軍の侍たちが、金ヶ崎の戦いに敗れて逃走中の織田信長を捕らえることに成功する。

しかし、彼らが捕らえた信長は3人もいた。万が一、影武者の首を討ち取ってしまっては、今川家は笑いものになってしまう。蒲原らはあの手この手で本物をあぶりだそうとするが、3人の信長たちも本物を守るため「我こそが信長だ」と猛アピール。3人の信長と元今川軍の侍たちは、翻弄し、翻弄される謀略合戦を繰り広げる。

ウイキペディアによると、渡辺啓さんは1976年大阪府生まれ、明治大学付属中野高校を卒業、1994年に北原雅樹(きたはら・まさき)さんとお笑いコンビ「グレートチキンパワーズ」を結成(2005年9月に解散)、同年の「第32回ゴールデン・アロー賞芸能新人賞」、俳優、声優としても活動し、2003年に応募した「カントリーロード」が「日本テレビシナリオ登龍門」を受賞し、脚本家に転身、2004年に日本テレビ系ドラマ「優しさ便り」で脚本家デビューした。

2006年に作家の山田隆道(やまだ・たかみち)さんと共に作家ユニット「あおい」を結成し、「あおい」名義でマンガの原作を手掛け、2010年に俳優の平沼紀久(ひらぬま・のりひさ)さんと演劇ユニット「ヒステリック・D・バンド(HYSTERIC・D・BAND)」を結成し、舞台の作・演出を手掛ける。

2011年にNHK「ラストマネー -愛の値段」、2012年にTBS系ドラマ「白戸修の事件簿」、2014年にTBS系ドラマ「女はそれを許さない」などの脚本を手掛け、映画では2016年からの「ハイ&ロー・ザ・ムービー(HiGH&LOW THE MOVIE)」などシリーズの脚本を手掛けている。

チケットはチケットはローソンチケットを通じてプレリクエスト先行抽選を販売しており、締め切りは11日23時59分。16日12時から一般発売する。料金は2100円均一。