東宝8月映画、6%減の115億円、5カ月ぶり、8年連続600億円突破

【銀座新聞ニュース=2019年9月14日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は9月14日、8月の映画営業部門興行成績(速報ベース)が前年同月比6.4%減の115億432万円で、5カ月ぶりにマイナスだったと発表した。

新海誠監督の「天気の子」((C)2019「天気の子」製作委員会)は、7月19日に公開されて、3週連続で1位だったが、8月10日、11日の4週目から3位に下がった。しかし、24日、25日の6週目に1位に返り咲いた。

8月は例年、100億円前後と毎年最大の需要期で、2013年が113億円、2014年が120億円、2015年が111億円、2016年が104億円、2017年が80億円、2018年が123億円と2014年以来の120億円台に回復していた。

これに対して、この8月は「天気の子」や「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」などのアニメ作品や「アルキメデスの大戦」が好調だったものの、前年8月の興行収入が120億円を突破するほどの好成績だったことから、前年実績を下回った。

しかし、1月から8月の累計では興行収入が605億8273万円となり、2004年から16年連続で500億円突破、2012年から8年連続で600億円を突破した。

一方、トーホー(TOHO)シネマズ、関西共栄興行、スバル興業という連結3社と東京楽天地、オーエスの持分法適用2社を合わせた5社ベースの東宝グループの映画館(687スクリーン)の8月の入場料収入(売店収入は除く)は同7.0%増の101億0914万円だった。2013年6月発表からトーホーシネマズ直営館の入場料収入と東宝グループの入場人員を公表するのを止めている。

8月の新作は2日に公開された「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」、23日に公開された「劇場版おっさんずラブ ラブ・オア・デッド(LOVE or DEAD)」の2本だった。

興行通信社の映画興行ランキングによると、8月3日、4日の週は「天気の子」が3週目も1位、「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」が初週で4位、「アルキメデスの大戦」が2周目で5位、「ミュウツーの逆襲 エボルーション(EVOLUTION)」が4週目で8位と、トップ10入りは前の週より1本増えて4本だった。

10日、11日の週は「天気の子」が4週目で3位、「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」が2週目で7位、「アルキメデスの大戦」が3週目で8位、「ミュウツーの逆襲 エボルーション(EVOLUTION)」が5週目で9位と、前の週と同じく4本だった。

17日、18日の週は「天気の子」が5週目で2位、「アルキメデスの大戦」が4週目で7位、「ミュウツーの逆襲 エボルーション(EVOLUTION)」が6週目で8位、「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」が3週目で9位と、前の週と同じく4本だった。

24日、25日の週は「天気の子」が6週目で1位に返り咲き、「劇場版おっさんずラブ ラブ・オア・デッド(LOVE or DEAD)」が初週で3位、「ミュウツーの逆襲 エボルーション(EVOLUTION)」が7週目で10位と、前の週より1本減って3本だった。

8月の主な配給作品は「名探偵コナン 紺青の拳」、「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」、「天気の子」、「アルキメデスの大戦」など。

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