丸善日本橋で長野深雪、星野友里ら手工芸品展

【銀座新聞ニュース=2019年10月7日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は10月9日から15日まで3階特設会場で「手工芸のある暮らし-秋展」を開く。

丸善・日本橋店で10月9日から15日まで開かれる「手工芸のある暮らし-秋展」のフライヤー。

毎年、春と秋の年2回開いている「手工芸のある暮らし展」で、今回はステンドグラスの「雪ガラス」(神奈川県相模原市緑区青山3442)を主宰する長野深雪(ながの・みゆき)さん、金属、陶芸の「机上工芸舎」(千葉県船橋市東町2-6、047-494-5761)を主宰する金工作家の湯浅記央(ゆあさ・のりお)さんと陶芸家の星野友里(ほしの・ゆり)さん、陶芸と木工の「ハナマメ(hanamame)」を主宰する三浦潤(みうらじゅん)さんと三浦孝之(みうら・たかゆき)さんが「そこにあるだけで、少し心豊かにしてくれるもの。手で一つ一つ丁寧に作り上げた作品にはそんな力がある」(丸善)作品を展示販売する。

「雪ガラス」は身の回りの自然をモチーフにしてステンドグラスの手法で照明や鏡などのインテリアを制作している、長野深雪さんは武蔵野美術大学短期学部グラフィックデザイン専攻科を卒業、グラフィックデザイン、広告制作会社を経て独立し、2007年からステンドグラス作家として活動し、2011年までは毎年秋にアトリエ展を開いており、その後は百貨店などで展示会を開き、2012年にアトリエ兼住居をつくり、手づくりの暮らしを実践している。

湯浅記央さんは1983年千葉県船橋市生まれ、2010年に新潟県上山市十日町に「アトリエ ソウ(SOU)」を設立、2014年に工房を移転し、アトリエ「机上工芸舎」を設立した。2006年からグループ展などに参加している。

星野友里さんは1986年宮城県生まれ、2010年に東北芸術工科大学大学院芸術文化専攻工芸領域を修了、2014年12月に工房を千葉県船橋市へ移転し、アトリエ「机上工芸舎」を設立している。2006年から湯浅記央さんと共同でグループ展などに参加している。

三浦潤さんは陶芸作品を、三浦孝之さんは木工作品を制作している。

期間中は原則として10時から20時(最終日は17時)まで出品者が在廊する。ただし、在廊時間は作家によって異なる。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は17時)まで。