ホットペッパー調べ8月外食0.8%減、単価8月過去最高も実施率が減で

【銀座新聞ニュース=2019年10月4日】大手情報会社のリクルートグループの旅行、レジャー、飲食などの情報サービス会社、リクルートライフスタイル(千代田区丸の内1-9-2、03-6835-1000)の「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は10月3日に8月の「外食市場調査」を発表した。

フォーシーズ傘下のフォーシーズ・フーズ・エクスプレス(FOUR SEEDS FOODS EXPRESS)が運営する「クア・アイナ丸ビル店」(千代田区丸の内2-4-1、丸ビル、03-5220-2400)など「クア・アイナ」(30店)は10月29日まで「テリヤキエッグバーガー」(単品税別1028円)を販売中。テリヤキソースをベースに、 マンゴー、 パイナップル果汁を加えてフルーツの甘みのソースをつけたハンバーグに、半熟に焼き上げた目玉焼きをトッピングしている。

それによると、8月の首都圏・関西圏・東海圏(東名阪)の3圏域の外食市場規模は前年同月比0.8%減の3476億円と2カ月続けて前年を下回った。

首都圏が12億円のプラス(5.6%増、2カ月連続増)で、関西圏が17億円のマイナス(1.8%減、4カ月連続減)、東海圏が21億円のマイナス(4.7%減、4カ月ぶりに減)と首都圏が増えて、関西圏と近畿圏が前年を下回った。

外食単価は前年比5円プラスの2514円と2カ月連続の増、外食頻度(外食回数)が4.36回で同0.04回増え、2カ月ぶりに上回り、外食実施率は同0.9ポイントダウンの77.1%と3カ月続けて下回った。

8月としては外食単価が2013年の調査開始以来、過去最高を記録したが、外食実施率が前年割れだったのが響いて、外食市場規模は2カ月続けてマイナスとなった。

ホットペッパーグルメ外食総研では、8月は「前年に比べて土曜が1日多く、さらに土曜と重ならない祝日も1日多いというカレンダーであったが、全国的に前年に比べて雨の日が多く、特に西日本では日照時間も少なかった。天候が外食実施率を引き下げた一因と思われる」と分析している。

主要16業種(調査は26分類)を対象とした外食市場規模は、「焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店」が27億円増の392億円、「フレンチ、イタリアン料理店(ファミリーレストランを除く)」が20億円増の267億円など、増加が6業種だった。

これに対して、「居酒屋(焼鳥、串焼き、串揚げなどを含む)」が37億円減の736億円、「和食料理店(すし、割烹、料亭、郷土料理専門店等)」が13億円減の508億円など9業種が減少し、1業種が横ばいだった。

外食単価は「フレンチ、イタリアン料理店(ファミリーレストランを除く)」が181円高の4237円、「バル、ワインバー、ビアホール、パブ」が221円高の3869円、「カラオケボックス」が212円高の2838円、「お好み焼き、鉄板焼き等の専業店」が191円高の2625円など12業種が上昇した。

これに対して、「スナック、ナイトクラブ、キャバレー」が307円安の8462円、「すき焼き、しゃぶしゃぶ、鍋、おでん等の専業店」が153円安の3339円など下落が4業種だった。
調査は首都圏、関西圏、東海圏の各圏域中心部からの鉄道距離が、おおむね首都圏90分圏、関西圏80分圏、東海圏60分圏の市区町村に住む20歳から69歳までの男女約1万2000人を対象にインターネットによって実施した。

実施時期は事前調査が7月22日から8月1日まで48万8602件を対象に行い、回収数が3万3240件(回収率は6.8%)、本調査は9月2日から10日まで1万2939件を対象に実施し、回収数が1万455件、回収率は80.8%、有効回答数が1万378件だった。本調査での「外食」とは、夕方以降の時間帯で店で食事した場合を対象とし、1日2回までの外食を含んでいる。また、4月から調査対象に「イートイン」の選択肢を追加している。

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