「記憶にございません」大ヒットで中井貴一、佐藤浩市が御礼挨拶

【銀座新聞ニュース=2019年10月7日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は10月11日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-3、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で「記憶にございません!」の「超大ヒット」を記念して御礼の舞台あいさつを開く。

現在、一般公開中の「記憶にございません!」((C)2019 フジテレビ/東宝)。

9月13日から一般公開された「記憶にございません!」は初登場で首位を獲得した。全国352スクリーンで公開され、土日2日間で動員35万7000人、興収4億5800万円、16日までの公開4日間では動員64万6000人、興収8億1900万円を記録した。21日、22日の2週目も1位を維持し、23日までの累計動員は137万人、興収は17億円を突破した。

28日、29日の3週目も1位を堅持、累計動員は179万人を突破し、興収は23億円に達する勢いだ。10月5日、6日の4週目で2位に下がった。この大ヒットを記念して、11日18時30分の回上映前に、主人公の内閣総理大臣「黒田啓介」役の中井貴一(なかい・きいち)さん、フリーライター「古郡祐」役の佐藤浩市(さとう・こういち)さんが舞台に登場して、御礼のあいさつをする。

「記憶にございません!」は三谷幸喜(みたに・こうき)さんの長編映画監督8作目で、脚本を手掛け、記憶をなくした総理大臣が主人公の政界コメディだ。

物語は国民からは史上最悪のダメ総理と呼ばれた総理大臣の黒田啓介が、演説中に一般市民の投げた石が頭にあたり、一切の記憶をなくしてしまうところからはじまる。各大臣の顔や名前はもちろん、国会議事堂の本会議室の場所、自分の息子の名前すらもわからなくなってしまった啓介は、金と権力に目がくらんだ悪徳政治家から善良な普通のおじさんに変貌してしまう。

国政の混乱を避けるため、啓介が記憶を失ったことは国民には隠され、啓介は秘書官たちのサポートにより、なんとか日々の公務をこなしていった。結果的にあらゆるしがらみから解放されて、真摯に政治と向き合うこととなった啓介は、本気でこの国を変えたいと思いはじめるようになる。

チケットはチケットぴあを通じて先行抽選を受付中で、8日11時締め切り。料金は一般2100円、大学生・専門学生1700円、高校生・3歳以上中学生まで、障がい者1200円、シニア1400円。