「任侠学園」西田敏行、前田航基ら大ヒット御礼挨拶、歌も

【銀座新聞ニュース=2019年10月8日】音楽、映像事業の大手、エイベックス(港区南青山3-1-30、エイベックスビル、03-5413-8550)グループの映像コンテンツ企画制作会社のエイベックス・ピクチャーズ(同上)は10月10日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-3、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で「任侠学園」の「大ヒット」を記念して御礼の舞台あいさつ&歌唱イベント付上映を開く。

現在、一般公開中の「任侠学園」((C)今野敏/(C)2019 映画「任侠学園」製作委員会)。

9月27日から一般公開し、初登場9位にランクされ、2週目は11位以下に下がったものの、「大ヒット」を記念して、10日16時15分の会上映終了後に、ヤクザ・阿岐本組の組長「阿岐本雄蔵」役の西田敏行(にしだ・としゆき)さんが舞台に登場して御礼のあいさつをする。

また、西田敏行さんが9月27日の初日舞台あいさつで「大ヒットしたら歌います!」と宣言した挿入歌「また逢う日まで」を熱唱し、挿入歌「また逢う日まで」の演奏を担当した「東京スカパラダイスオーケストラ」のバリトンサックス、フルート奏者、ボーカル担当の谷中敦(やなか・あつし)さんが応援にかけつけ、阿岐本組の組員「市村徹」役の前田航基(まえだ・こうき)さんがMCを務める。

「任侠学園」は作家の今野敏(こんの・びん)さんの「任侠シリーズ」第2弾で、2007年9月に実業之日本社から単行本が、2010年1月に新書が刊行された同題名が原作で、2012年1月に中央公論新社から文庫本が刊行されているコメディ映画だ。

物語は義理と人情に厚すぎるヤクザ・阿岐本組、社会奉仕に目のない組長は次から次へと厄介事を引き受けてしまい、ナンバー2の日村(西島秀俊=にしじま・ひでとし=さん)はいつも振り回されてばかりというところからはじまる。

そんな彼らが、こんどは経営不振の高校の建て直しに協力することになる。学校には嫌な思い出しかない日村は子分たちを連れて仕方なく学園へ向かうが、そこで彼らを待ち受けていたのは、無気力・無関心な高校生と事なかれ主義の先生たちだった。それでも義理人情の正義を貫こうとする阿岐本組の情熱に、学園内の空気は徐々に変わっていく。

チケットはローソンチケットから発売中で、料金は全席指定で2100円均一。