フード協9月外食4%増、2カ月連続、客数、単価増で

【銀座新聞ニュース=2019年10月26日】一般社団法人「日本フードサービス協会」(港区浜松町1-29-6、浜松町セントラルビル、03-5403-1060)はこのほど、9月の「外食産業市場動向調査」(全店ベース)を発表した。

物語コーポレーション(東京オフィス・港区南青山2-4-3、03-5414-5750)が運営する「牛たん大好き 焼肉はっぴぃ 人形町店」(中央区日本橋人形町1-4-13、重本ビル、03-6661-7308)は10月から新たな「焼肉ランチ」(税込890円)をはじめ、注文から3分以内に提供できなかった場合は、半額(445円)にする。ランチの内容は30日熟成カルビ、10秒炙りカルビ、豚ロース、豚カルビ(150グラム)に、わかめスープ、ごはん、もやしキムチがついている。

全業態で9月は「大型台風の上陸で大きな被害があったが、前年より晴れの日が多く、全国的に気温も高くなり、消費増税前の商業施設での駆け込み需要と相まって、外食の客足も伸び」たことから、外食産業の売上高は前年同月比4.0%増と、2カ月続けて前年を上回った(既存店ベースは未公表)。

全業態で9月の店舗数は同0.6%減、客数が同3.3%増、客単価が同0.7%増だった。

業態別の売上高では、ファーストフード(FF)が同6.8%増で2015年12月から45カ月連続プラス、ファミリーレストラン(FR)が同1.3%増と2カ月続けてのプラス、パブ・居酒屋が同0.7%減と4カ月続けてマイナスとなり、ディナーレストランが同2.1%増と5カ月続けて上回った。喫茶が同8.9%増と9カ月続けてプラスだった。

ただ、パブ・居酒屋業態の「パブ・ビアホール」は気温の高い気候の中でビアガーデンが好調、一部ではラグビーワールドカップの開催で訪日客も含めて客数が増え、売上高が同11.1%増と2桁の伸びを記録した。

日本フードサービス協会の統計は会員が189事業者数(2019年8月188、7月192、6月193、5月192、4月197、3月196、2月199、1月199、2018年12月197、11月202、10月201、9月199、8月190、7月194、6月200、5月204、4月207、3月200、2月195、1月192)、店舗数が3万5237店(3万5544店、3万5390店、3万5617店、3万5646店、3万5763店、3万5798店、3万6467店、3万6659店、3万6637店、3万6567店、3万6380店、3万6602店、3万6572店、3万6524店、3万6689店、3万7232店、3万6843店、3万6759店、3万6359店、3万6197店)が対象。

内訳はファーストフードが51社(52社、52社、55社、57社、56社、57社、57社、56社、58社、57社、60社、57社、59社、61社、61社、60社、59社、55社、54社)、1万9118店(1万9275店、1万9131店、1万9326店、1万9370店、1万9461店、1万9444店、1万9913店、2万0219店、1万9954店、1万9990店、1万9844店、2万0086店、2万0001店、2万0024店、2万0163店、2万0603店、2万0023店、2万0571店、1万9689店、1万9768店)。

ファミリーレストランが49社(49社、49社、52社、50社、52社、50社、57社、52社、53社、52社、52社、51社、52社、50社、53社、52社、54社、56社、52社、52社、50社)、9569店(9646店、9578店、9749店、9667店、9629店、9622店、9838店、9770店、9814店、9847店、9759店、9848店、9778店、9848店、9921店、9911店、9875店、1万0061店、9187店、9946店、9773店)。

パブ・居酒屋が34社(31社、34社、35社、31社、33社、33社、33社、32社、33社、32社、34社、33社、32社、30社、33社、34社、34社、33社、32社、31社)、2401店(2312店、2366店、2335店、2317店、2366店、2395店、2378店、2296店、2388店、2335店、2393店、2381店、2241店、2193店、2271店、2361店、2245店、2467店、2247店、2202店)。

ディナーレストランが26社(25社、26社、23社、25社、26社、25社、25社、26社、25社、26社、26社、26社、23社、23社、24社、25社、26社、26社、26社、27社)、988店(1006店、911店、991店、997店、1003店、999店、1010店、1007店、1013店、1012店、1010店、959店、999店、1004店、999店、1000店、1002店、978店、1017店)、喫茶が13社(15社、14社、13社、13社、13社、15社、14社、14社、14社、16社、16社、14社、15社、15社、15社、15社、17社、16社、16社、16社)、2040店(2041店、2037店、2038店、2040店、2033店、2062店、2057店、2063店、2062店、2064店、2054店、2059店、2061店、2097店、2081店、2130店、2239店、2229店、2227店、2164店)。

外食産業(上場企業)の売上高上位3社の9月の既存店売上高は1位のゼンショーホールディングス(すき家、国内店舗数1931店)が同3.9%増と2カ月続けてプラス、2位のすかいらーく(全グループ、国内外店舗数3235店)も同1.5%増と2カ月続けてプラス、3位のコロワイド(全グループ、国内2511店)が同1.0%増と2カ月続けてプラスと、3グループとも2カ月続けてプラスだった。