ホットペッパー調べ9月外食2.3%減、外食実施率9月過去最高も他が減

【銀座新聞ニュース=2019年10月30日】大手情報会社のリクルートグループの旅行、レジャー、飲食などの情報サービス会社、リクルートライフスタイル(千代田区丸の内1-9-2、03-6835-1000)の「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は10月29日に9月の「外食市場調査」を発表した。

DDホールディングスグループのダイヤモンドダイニング(港区芝4-1-23、三田NNビル)はこのほど、串焼き・もつ鍋専門店「腹黒屋 新橋店」(港区新橋2-15-8、新橋W.Bビル、03-5512-2778)など「腹黒屋」で新・鍋メニュー11種と定番鍋2種の13種の「もつ鍋」をはじめている。丸ごとの揚げニンニク、ガーリックチップスなど、モンスター級にニンニクが入った「腹黒ガーリックモンスター鍋」(1人前税別1590円、画像)。

それによると、9月の首都圏・関西圏・東海圏(東名阪)の3圏域の外食市場規模は前年同月比2.3%減の3169億円と2カ月続けて前年を下回った。

首都圏が94億円のマイナス(4.7%減、3カ月ぶり減)で、関西圏が16億円のマイナス(1.8%減、5カ月連続減)だったのに対して、東海圏が34億円のプラス(9.1%増、2カ月ぶりに増)と首都圏と関西圏が減って、東海圏が前年を上回った。

外食単価は前年比8円マイナスの2447円と3カ月ぶりの減、外食頻度(外食回数)が4.15回で同0.06回減り、2カ月ぶりに下回り、外食実施率は同0.1ポイントアップの76.0%と4カ月ぶりに上回った。

9月としては外食実施率が2013年の調査開始以来、過去最高を記録したが、外食頻度、単価が前年割れだったのが響いて、外食市場規模は2カ月続けてマイナスとなった。

ほかに、伊勢海老が1匹入った「濃厚伊勢海老味噌もつ鍋」(1人前2800円、画像)、カマンベールとモッツァレラの2種のチーズと、トマトスープを合わせた「トマト+とろーりチーズ×もつ鍋」(1人前1590円)などで、注文は2人前から。

ホットペッパーグルメ外食総研では、9月は前年に比べて土曜日が1日少ないカレンダーだったことと、「首都圏には台風15号が直撃したことで、市場規模の大幅な前年比マイナスを招いた。逆に、前年9月に台風21号が直撃した関西圏では、外食実施率が前年比で大きく回復した。また、9月は消費税増税の直前月だったことから、節約志向が働いて外食単価が前年割れした可能性もある」と分析している。

主要16業種(調査は26分類)を対象とした外食市場規模は、「フレンチ、イタリアン料理店(ファミリーレストランを除く)」が1億円増の234億円、「ラーメン、そば、うどん、パスタ、ピザ等の専業店」が8億円増の157億円など増えたのが5業種だった。

これに対して、「居酒屋(焼鳥、串焼き、串揚げなどを含む)」が18億円減の703億円、「和食料理店(すし、割烹、料亭、郷土料理専門店等)」が24億円減の451億円など減少したのが11業種だった。

外食単価は「スナック、ナイトクラブ、キャバレー」が347円高の7811円、「フレンチ、イタリアン料理店(ファミリーレストランを除く)」が216円高の4081円など8業種が上昇した。

これに対して、「バー、バル、ワインバー、ビアホール、パブ」が374円安の3375円、「和食料理店(すし、割烹、料亭、郷土料理専門店等)」が56円安の3696円、「すき焼き、しゃぶしゃぶ、鍋、おでん等の専業店」が152円安の3372円など8業種が下落した。

調査は首都圏、関西圏、東海圏の各圏域中心部からの鉄道距離が、おおむね首都圏90分圏、関西圏80分圏、東海圏60分圏の市区町村に住む20歳から69歳までの男女を対象にインターネットによって実施した。

実施時期は事前調査が8月22日から9月3日まで48万5425件を対象に行い、回収数が3万2626件(回収率は6.7%)、本調査は10月1日から8日まで1万2791件を対象に実施し、回収数が1万97件、回収率は78.9%、有効回答数が1万29件だった。

本調査での「外食」とは、夕方以降の時間帯で店で食事した場合を対象とし、1日2回までの外食を含んでいる。また、4月から調査対象に「イートイン」の選択肢を追加している。

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