ヴァニラ画廊で山本ルンルン21周年記念展

【銀座新聞ニュース=2019年11月11日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル、03-5568-1233)は11月12日から24日まで山本ルンルンさんによる「マンガ家21周年記念展『LUNLUNHOUR』」を開く。

ヴァニラ画廊で11月12日から24日まで開かれる山本ルンルンさんによる「マンガ家21周年記念展『ルンルンアワー(LUNLUNHOUR』)」のフライヤー。

マンガ家の山本ルンルン(やまもと・るんるん)さんが1998年に「月刊漫画ガロ」6月号に掲載された短編「ルンルンアワー(RUNRUNHOUR)」でデビューし、「シトラス学園」(2001年から2003年)や「マシュマロ通信」(2004年から2006年)などをはじめ、最新作の「サーカスの娘 オルガ」まで、「奇妙で愛くるしくもブラックユーモアを内包し、不思議な世界を創り上げ」てきた。

画業21年の記念となる今回は、デビュー作品から各代表作の展示とそれぞれの作品の描き下ろしを公開し、展示販売する。ルンルンワールドに登場するキャラクターを立体化し、多角的にその世界観に迫るとしている。また、展覧会限定のグッズも販売する。

山本ルンルンさんは1973年栃木県宇都宮市生まれ、1993年に武蔵野美術大学短期大学部グラフィックデザイン科を卒業、1998年に「月刊漫画ガロ」6月号に掲載された「ルンルンアワー(RUNRUNHOUR)」でデビュー、カトゥーンのような絵柄が特徴で、2000年から2003年まで「キューティ・コミック(CUTiE Comic)」(宝島社、1998年創刊、2001年7月号で休刊)に「シトラス学園」を連載(2002年3月から講談社「ヴァニラ(Vanilla)」に連載、「ヴァニラ」は2003年1月に休刊)した。

朝日小学生新聞に毎日3ページ分で、2002年1月から2004年1月まで「オリオン街」、2004年1月から2006年1月まで「マシュマロ通信」を連載(2004年からテレビアニメ化)、2006年1月から2009年8月まで「宇宙の白鳥」、2009年9月から2011年9月に「夢見るポルボロン」、2012年1月から現在まで「はずんで!パパモッコ」を連載している。

朝日中学生ウィークリーに7コマ英字マンガで2004年から2006年3月まで「The Marshmallow Times(マシュマロ通信)」、2006年4月から2007年まで「Swans in Space(宇宙の白鳥)」、2007年から2012年9月まで「Milk in Another World(ミルクのもうひとつの世界)」、2012年10月から現在も「Hop!Papamocco(はずんで!パパモッコ)」を連載している。

開場時間は12時から19時(土・日曜日・祝日17時)で、入場料500円。無休。