丸善丸の内で笠井一男「水彩画」展、新刊出版記念で

【銀座新聞ニュース=2019年11月26日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は11月27日から12月3日まで4階ギャラリーで笠井一男さんによる「水彩画」展を開く。

丸善・丸の内本店で11月27日から12月3日まで開かれる笠井一男さんの「水彩画」展に出品される作品。

「光と影が交差して作られるくっきりとした空気感、筆の勢いを大切にした歯切れのよい明暗、瑞々しいタッチ」で描く水彩画家の笠井一男(かさい・かずお)さんが12月に「水彩風景 シーン別でわかる手順百科」(グラフィック社、税別2000円)を刊行するのを記念して、掲載の新作を中心に約30点を展示する。

笠井一男さんは1955年山梨県甲府市生まれ、1981年に東京芸術大学大学院を修了、パルコに入社、2002年6月にパルコ宣伝部部長を経て、美術学校の開校と地域文化活性化を目指し、パルコを退社、同年11月に「横浜画塾」を開講し、塾長に就任し、2004年5月に星野リゾートの「星のや 軽井沢」の水彩画を制作した。

2004年10月からMOA美術館の都筑児童作品展審査委員長を務め、2005年10月に第1回横浜画塾展を開き、その後、毎年開く。NHKカルチャー教室(青山・横浜・関西・九州)、東急セミナーBE(自由が丘)の水彩講座などの講師を務めている。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)。