咳には飴がいいよ、「桜を見る会」もっと厳密に(292)

【tamaoのOL独り言=2019年11月22日】眠い~。秋だからなのか、寒くなってきたからなのか、なんだか眠くて仕方がない。眠いのは私だけかもしれないけど、この頃は電車の中で、咳(せき)をしている人、多いよね。

赤坂にあるクリスマスツリー。きらきら度、半端ないツリーで、しかも幸せのふくろうがいます。見つけると幸せになれるとか。よーくみてくださいね。

咳き込んでいる人を見かけるとアメを差し出したくなる。でも、突然、アメを出されても困るよね。流行りの薬物かもしれないから。自分も咳き込んでバッグの中のアメを探していると、出てこないのよね~。本当にバック、変えようかなと思っちゃう。だから、アメ、差し出したくなっちゃうのよね~。

最近では、「桜を見る会」が話題だけれど、桜の会って税金を使っているということに驚いた。皆さん知っていましたか?知っていたら、安倍(晋三、あべ・しんぞう)首相だけではなく、もっと招待枠に気を使って欲しいですよね。だって税金でしょ?

でも、だからといって、国会で議論というのもどうかと思う。年の暮れだし、もっと早く決めなきゃいけないことあるんじゃない?

桜の会を消したい人、国会での議論をやりたくない人、いるんだね。招待されそうもないし、ただ税金を払っている1人としてみると、来年以降は厳密にやって欲しいということかな。

地方の方にしてみれば、東京見物して、しかも桜がきれいなところで飲み食いできて、芸能人もいるなんて楽しいイベントだろうから。

日頃、東京にいても滅多に芸能人や首相に会えることなく、また会ったとしても声かけられないから、そんな桜の会を羨ましく思う。ふふ、ひがんでます?

政治家の先生って、土日は地元に帰っていろいろなイベントに顔出ししている。その点、首相は土日に東北行ったり、豪雨の被災地に行ったりしているから、自分の地元には帰れない。首相だから選挙には勝てるだろうけど、なかなか地元の要望に応えられにくいのだろう。だから、地元の人達に桜を見てもらおうと、人数かき集めて招待しちゃったんでは?

あら?擁護しちゃってるかな?そんな気はないのだけれど。でも、桜の会の話はもういいのではないでしょうか?

世の中にはいろんな人いるよね。いろんな人の1人はもちろん私ですけど!桜もいいけど、紅葉も見に行きたい。そんな パーティないかしら?(敬称略、中堅企業に勤めるOLのタマオさんが日常の生活について思っていることを不定期に書きます。注書きは著者と関係ありません)

注:ウイキペディアによると、「桜を見る会」は内閣総理大臣が主催する公的行事で、1952年から、例年ヤエザクラが見頃となる4月中旬頃に新宿御苑で開かれている。「各界において功績、功労のあった方々を招き日頃の労苦を慰労するため」を目的としている。

皇族、元皇族、各国大使など、衆議院議長と参議院議長及び両院副議長、最高裁判所長官、国務大臣、副大臣及び大臣政務官、国会議員、認証官、事務次官など及び局長などの一部、都道府県の知事及び議会の議長などの一部、その他各界の代表者など、約1万人が招待され、酒類や菓子、食事が振る舞われる。招待客の参加費や新宿御苑の入園料は無料であり、費用は税金から拠出される。

2019年10月15日、安倍内閣は「内閣総理大臣が各界において功績、功労のあった方々を招き、日頃の御苦労を慰労するとともに、親しく懇談する内閣の公的行事として開催しているものであり、意義あるものと考えている」と閣議決定した答弁書を公開した。

開催中の時間帯は招待客のみが入園できる(2019年は午前8時30分から10時30分)。開催の可否は内閣官房長官が決定し、中止になった場合も、開催時間帯は招待客への開放のみ行われ、開催時と同様に茶菓の提供が行われる。

会は内閣総理大臣が主催するが、招待客の選定は各府省庁からの意見を踏まえて内閣官房と内閣府が最終的にとりまとめる。実態として、与党国会議員に推薦枠が割り振られている。案内状の発送は内閣府が一括し、必ず招待客一人ひとりに宛てて送付を行う。参加にあたってのドレスコードは平服となっている。芸能人やスポーツ選手が多数参加する。

桜を見る会の前身として「観桜会」がある。この観桜会は1881(明治14)年に吹上御所で「観桜御宴」が行われたのを前史とし、1883(明治16)年から1916(大正5)年までは浜離宮、1917(大正6)年から1938(昭和13)年までは新宿御苑に会場を移し、いずれも国際親善を目的として皇室主催で行われていた。

この観桜会を復活させる形で1952年に吉田茂(よしだ・しげる、1878-1967)が総理大臣主催の会として始めたのが「桜を見る会」である。開催地は観桜会と同じく新宿御苑となるが、同園は1947年の閣議決定により旧皇室庭園から国民公園へと変更されている。1970年にはそれまでごくわずかであった自衛官の招待数を増やした。

1995年は阪神・淡路大震災、2011年は東日本大震災、2012年は北朝鮮の弾道ミサイル発射への対応を理由として中止された。2014年以降、増加の一途をたどる招待数と支出金額や、招待者の基準の不透明さについて批判が出ている。

公職選挙法では投票や選挙運動の報酬として財産上の利益などを供与したり、供応接待することは事後報酬供与罪(事後買収)として禁じており、罰則は3年以下の懲役・禁錮、または50万円以下の罰金となっている。

無料で酒や食事が振る舞われる「桜を見る会」に、与党国会議員が推薦枠を使って自分の選挙区の後援会関係者を招くことについて、自分の資金を使えば公職選挙法違反になることを税金を使ってしていることになりモラルが問われると批判を受けている。

2019年4月16日、フライデー(FRIDAY)デジタルは、桜を見る会の招待状が、自民党の政治パーティー券との抱き合わせで8万円の価格で売買がされていると報じた。同様のことは、後追いで東京スポーツによっても報じられた。

「桜を見る会」の支出推移と参加者数
2013年 1707万円  (予算額1718万円)   1万2000人
2014年 3005万円(予算額1767万円)1万4000人
2015年 3842万円(予算額1767万円)1万5000人
2016年 4639万円(予算額1767万円)1万6000人
2017年 4725万円(予算額1767万円)1万6500人
2018年 5229万円(予算額1767万円)1万7500人
2019年 5518万円(予算額1767万円)1万8200人