丸善丸の内で関修一原画展

【銀座新聞ニュース=2019年12月17日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は12月18日から24日まで4階ギャラリーで「関修一原画展-思い出のキャラクターたち」を開く。

丸善・丸の内本店で12月18日から24日まで開かれる「関修一原画展-思い出のキャラクターたち」に出品される「これで釣れるかしら」(トム・ソーヤーの冒険から、(C)NIPPON ANIMATION Co.,LTD.)。

キャラクターデザイナーの関修一(せき・しゅういち)さんが毎年、丸善で開く個展で、1970年代から1990年代後半にかけて、フジテレビ「世界名作劇場」の「小さなバイキング ビッケ」(1972年)をはじめ、「トム・ソーヤーの冒険」(1980年)や「ペリーヌ物語」(1978年)などの原画をはじめ、版画を展示販売する。

ウイキペディアなどによると、関修一さんは1946年東京都大田区生まれ、デザイン学校在学中に「TCJ」(現エイケン)に入社、美術担当として背景などを描いていたが、1968年に「サスケ」の動画を担当、1969年に「カムイ外伝」でキャラクターデザインを手がけた。

「世界名作劇場」をはじめ、日本アニメの作品で多くのキャラクターデザインを担当し、1970年にエイケンを退社、「ブラックジャック」や「ドラえもん」などのテレビアニメの原画なども手がけ、現在、フリーとして活動している。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)。18日8時45分から丸善・丸の内本店1階入口前で原画購入整理券を抽選で配布する。