東宝「カイジ」、藤原竜也、福士蒼汰、関水渚ら初日挨拶

【銀座新聞ニュース=2020年1月4日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は1月10日からTOHOシネマズ日比谷(スクリーン12、千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル地下)で一般公開される「カイジ ファイナルゲーム」の初日に藤原竜也さん、福士蒼汰さん、関水渚さんらによる舞台あいさつを開く。

1月10日から一般公開される「カイジ ファイナルゲーム」((C)福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会)。

10日16時5分の回上映終了後に、監督の佐藤東弥(さとう・とうや)さんをはじめ、主人公「伊藤開司(カイジ)」役の藤原竜也(ふじわら・たつや)さん、政府のプロジェクトの中心人物「高倉浩介」役の福士蒼汰(ふくし・そうた)さん、「第2回若者救済イベント」の勝者で、カイジと行動を共にする「桐野加奈子」役の関水渚(せきみず・なぎさ)さん。

「若者救済イベント」主催者の東郷(伊武雅刀)の秘書「広瀬湊」役の新田真剣佑(あらた・まっけんゆう)さん、カイジが所属する派遣会社の社長「黒崎義裕」役の吉田鋼太郎(よしだ・こうたろう)さんが舞台に登場してあいさつする。

ウイキペディアによると、「カイジ」はマンガ家の福本伸行(ふくもと・のぶゆき)さんが「週刊ヤングマガジン」(講談社)にて1996年から1999年まで「賭博黙示録カイジ」として連載され、その後、「賭博破戒録カイジ」として同誌にて2000年から20004年まで連載され、「賭博堕天録カイジ」として2004年から2008年に同誌にて連載され、1998年に第22回「講談社漫画賞一般部門」を受賞している。

その後も「賭博堕天録カイジ 和也編」が2009年から2012年まで同誌にて連載され、「賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編」が2013年から2017年まで同誌に連載され、2017年からは「賭博堕天録カイジ 24億脱出編」として同誌にて連載されている。ただし、同誌の目次では全シリーズ一貫して「カイジ」となっている。単行本の発行部数は2019年5月時点で累計2100万部を超えている。

日本テレビ系のアニメ「逆境無頼カイジ」が2007年10月に第1シーズンが、2011年4月から第2シーズンが放送され、2009年10月に「カイジ 人生逆転ゲーム」が映画第1作として公開された。2011年11月には第2作「カイジ2 人生奪回ゲーム」が公開され、共同脚本家として、原作者の福本伸行さんが参加した。今回が第3作で、9年ぶりとなり、福本伸行さんが考案したオリジナルストーリーで、共同脚本にも参加し、「バベルの塔」、「最後の審判」、「ドリームジャンプ」、「ゴールドジャンケン」という4つの新しいゲームを描いて、シリーズの最後となる。

物語は2020年・東京オリンピックの終了を機に、国の景気が急激に失速するところからはじまる。金のない弱者は簡単に踏み潰される世の中になっていった。派遣会社からバカにされ、少ない給料で自堕落な生活を送るカイジは、ある日、帝愛グループ企業の社長に出世した大槻(松尾スズキ=まつお・すずき=さん)と再会する。

大槻から、金を持て余した老人が主催する「バベルの塔」という、一獲千金のチャンスを含んだイベントの存在を知らされる。

ウイキペディアなどによると、佐藤東弥さんは1959年東京都北多摩郡田無町(現西東京市)生まれ、父親が映画監督の佐藤純弥(さとう・じゅんや)さん、祖父が日本刀学者の佐藤貫一(さとう・かんいち、1907-1978)、早稲田大学第一文学部を卒業、1983年に日本テレビに入社した。

以来、テレビドラマの演出を担当、1995年に「金田一少年の事件簿」、2002年に「ごくせん」、2006年に「マイボス マイヒーロー」、2007年に「ハケンの品格」、2011年に「家政婦のミタ」、2015年に「掟上今日子の備忘録」、2018年に「サバイバル・ウェディング」などのテレビドラマを監督している。

また、2009年に映画「ごくせん ザムービー(THE MOVIE)」で映画監督デビューし、同年に「カイジ 人生逆転ゲーム」を監督、2011年に「カイジ2 人生奪回ゲーム」、2013年に「ガッチャマン」、2015年に「映画 ST 赤と白の捜査ファイル」を監督している。2012年に日本テレビ放送網制作局専門局長兼ドラマ担当エグゼクティブディレクター、2017年に制作局ドラマ担当ゼネラルディレクター、2018年に情報・制作局ストックコンテンツセンターゼネラルディレクター。

チケットは応募フォームからの応募・抽選(50席)とチケットぴあによる抽選販売がある。応募フォーム(https://ssl.toho-movie.com/senden/kaiji_final_snc/form.html)に必要事項を記載して申し込む。締め切りは6日12時。料金は一般1900円、大学生・専門学校生1500円、シニア1200円、高校生以下3歳まで、障がい者1000円。

チケットぴあ(https://w.pia.jp/s/kaiji-final-game-sb/)による抽選販売は8日11時締め切り。料金は一般2100円、大学生・専門学校生1700円、シニア1400円、高校生以下3歳まで、障がい者1200円。

注:「広瀬湊」の「広」は正しくは旧漢字です。名詞は原則として常用漢字を使用しています。