志門で現代美術協所属の「現展新春展」、秋本康子、浅井栄子ら84人

【銀座新聞ニュース=2020年1月6日】ギャルリー志門(中央区銀座6-13-7、新保ビル3階、03-3541-2511)は1月6日から11日まで現代美術家協会会員有志による「第8回GENTEN・新春アートフェア」を開いている。

ギャルリー志門で1月6日から11日まで開かれる現代美術家協会会員による「第8回GENTEN・新春アートフェア」のフライヤー。

公募美術団体「現代美術家協会(現展)」の会員の有志が2012年から新年早々に「現展」を開いており、2020年も84人が参加して新作を中心に展示する。

今回、出品するのは秋本康子(あきもと・やすこ)さんん、浅井栄子(あさい・えいこ)さん、荒井喜好(あらい・のぶよし)さん、荒川さち子(あらかわ・さちこ)さん、池田春江(いけだ・はるえ)さん、石井清(いしい・きよし)さん、石田義人(いしだ・よしと)さん。

大金郁子(おおかね・いくこ)さん、大島智子(おおしま・ともこ)さん、片田真澄(かただ・ますみ)さん、佐々木美恵(ささき・みえ)さん、白須武子(しらす・たけこ)さん、杉山英子(すぎやま・ひでこ)さん、田中勇(たなか・いさむ)さん、田原夏紀(たはら・なつき)さん。

出山映子(でやま・えいこ)さん、野口英敏(のぐち・ひでとし)さん、前原敦子(まえはら・あつこ)さん、矢倉暢子(やぐら・ようこ)さん、山下正人(やました・まさと)さん、横田瑛子(よこた・えいこ)さん、渡辺泰史(わたなべ・やすし)さんら。

現代美術家協会は戦前よりあった「日本作家協会」(洋画、日本画、彫刻)の中の洋画部と「現代美術研究会」と「新生派美術協会」の3団体によって1948年11月に結成され、旧東京都美術館と銀座三越で発表した。1949年に3団体の展覧会の実績回数を基にして、第5回現代美術展を最初の公募展として、旧東京都美術館で開いた。

1954年の第10回現代美術協会展から「現代美術協会展」とし、1955年に構成部(彫刻・工芸)を新設し、1956年に構成部を分けて、宣伝美術、彫刻、写真の3部門とした。1959年の第15回現展から呼称を「現展」で統一し、現代美術協会の名称も「現代美術家協会」に改称した。1961年より千葉現展が始まり、以降、全国各地で支部が創設された。

1964年に第20回現展(記念展)を開き、絵画、彫刻、デザインの3部門とした。1974年ころから全国各地で支部主催の展覧会が開かれるようになった。1975年から部門を絵画、版画、彫刻、デザイン、写真の5部門とし、1976年から彫刻室が独立し、部門は絵画、版画、彫刻、工芸、デザイン、写真の6部門とした。2003年には部門を平面(絵画、版画、工芸、デザイン、写真)と立体(立体造形、工芸=用=)の2部門とした。

開場時間は11時から19時(最終日は17時)、入場は無料。