広島「TAU」で全国男子駅伝をPV

【銀座新聞ニュース=2020年1月17日】広島県(広島県広島市中区基町10-52、082-228-2111)は1月19日にアンテナショップ「TAU」(中央区銀座1-6-10、銀座上一ビルディング、03-5579-9952)3階イベントスペースで「天皇盃 第25回全国男子駅伝パブリックビューイング in 東京」を開く。

1月19日に広島県で行われる「天皇盃 第25回全国男子駅伝」のフライヤー。

19日12時30分から行われる「天皇盃 全国男子駅伝」は毎年1月の第3日曜日(正月3ケ日に日曜日が重なった場合は1月の第4日曜日)に広島県広島市から廿日市市で開かれる男子の駅伝大会で、1931年から広島県で開かれてきた「中国駅伝」を、1996年に発展的に解消して「全国都道府県対抗男子駅伝競走大会」(通称・ひろしま男子駅伝)に衣替えされた。

国内の男子陸上競技の中で、中長距離選手の強化育成と、駅伝競技の普及を目的に創設され、広島市中区の平和記念公園前をスタートとゴールとし、平和大通り、宮島街道、宮島口、駅前、城南、中広と通る世界遺産の「原爆ドーム」と「厳島神社」をつなぐ7区間48キロ(1999年の4回までは47キロ)を駆け抜ける。

開催日程は女子大会(皇后盃第38回全国女子駅伝は12日に京都府京都市で、9区間42.195キロを走る)と2週連続になるよう設定され、男子大会の翌週には「大阪国際女子マラソン」(1月26日)、さらにその翌週には「別府大分毎日マラソン」(2月2日)と4週連続で大きなロードレース大会が続くようになっている。スターターは広島県知事が務め、優勝チームには天皇盃が賜与(しよ)される。

原則として、選手は「日本陸上競技連盟の登記登録者」で、かつ「日本国籍を有する男子競技者」となっている。ただし、外国籍競技者であっても、日本で生まれ、引き続き生活拠点を日本国内としている場合は出場できる。

出場チームは原則として現在登録している陸上競技協会(陸協)の都道府県チームからなり、中学生と高校生が所属する学校の所在地、大学生が「出身高校の所在地」か「大学所在地」、あるいは「居住地」のいずれかを選べる(陸協登録時に選択可)。社会人は実業団やクラブチームに加入している場合はその本拠地、個人登録の場合は「本籍地」もしくは「居住地」あるいは「勤務地」のいずれかを選ぶ(陸協登録時に選択可)。1、4、5区が高校生、2、6区が中学生、3、7区を大学生、社会人が走ることになっている。

広島県は第1回目の1996年に優勝しただけで、最多優勝県は長野県の7回、兵庫県が5回、福岡県が3回となっている。

パブリックビューイング(PW)は12時15分(開場は11時30分)から15時10分で、参加は無料で、入場は自由(途中抜け、途中入り可)、事前申し込みも不要。先着で30人まで「天皇盃 全国男子駅伝」オリジナルクリアファイルがもらえる。