ピカデリ「AI崩壊」大沢たかお、賀来賢人ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2020年1月22日】アメリカ映画業界第3位、ワーナー・ブラザースグループの日本の映画配給会社、ワーナー・エンターテイメント・ジャパン(港区西新橋1-2-9、日比谷セントラルビル)の「ワーナー・ブラザース映画」は1月31日に丸の内ピカデリー(千代田区有楽町2-5-1、有楽町マリオン、03-3201-2881)で「AI崩壊」の出演者らによる舞台あいさつを開く。

1月31日から一般公開される「AI崩壊」((C)2019「AI崩壊」製作委員会)。

31日12時の回上映終了後と15時の回上映前に、監督の入江悠(いりえ・ゆう)さんをはじめ、天才科学者「桐生浩介」役の大沢(おおさわ)たかおさん、浩介の義弟で、浩介の開発したAIの運営と管理を行っているホープ(HOPE)の代表取締役「西村悟」役の賀来賢人(かく・けんと)さん、警察庁の管理官「桜庭誠」役の岩田剛典(いわた・たかのり)さん、警察庁捜査一課の新米の刑事「奥瀬久未」役の広瀬アリス(ひろせ・ありす)さんが舞台に登場してあいさつする。

「AI崩壊」は入江悠さんによるオリジナル脚本のSF・パニック映画で、2030年の日本を舞台に、突如として暴走を始めたAIとそれを阻止しようと奔走する天才科学者の攻防を描いている。

物語は2030年の日本が舞台で、天才科学者の桐生浩介が亡き妻のために開発した医療AI「のぞみ」が、年齢、年収、家族構成、病歴、犯罪歴といった全国民の個人情報と健康を管理し、いまや社会インフラとして欠かせない存在となった「のぞみ」だったが、ある時突然、暴走をはじめる。

AIが生きる価値のない人間を選別して殺戮するという、恐るべき事態が巻き起こる。警察庁の天才捜査官・桜庭は、AIを暴走させたのは開発者である桐生と断定。身に覚えのない桐生は逃亡を開始する。桐生は「のぞみ」を管理するホープ(HOPE)社の代表で、義弟でもある西村悟とひそかに連絡を取りながら、なんとか事態の収拾をめざすが。

ウイキペディアなどによると、入江悠さんは1979年神奈川県横浜市生まれ、3歳から埼玉県深谷市で暮らし、2003年に日本大学芸術学部映画学科監督コースを卒業、2004年に「部屋の片隅で、愛をつねる」で第2回うえだ城下町映画祭グランプリ、2006年に「JAPONICA VIRUS ジャポニカ・ウイルス」で長編監督デビューした。

2009年に映画「SR サイタマノラッパー」でゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009オフシアター・コンペティション部門でグランプリ、第13回富川国際ファンタスティック映画祭ネットパック・アワード(NETPAC AWARD、最優秀アジア映画賞)を受賞した。

2009年に映画監督協会新人賞、第38回モントリオール・ヌーヴォ国際映画祭招待上映され、2010年に「SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー傷だらけのライム」が第14回富川国際ファンタスティック映画祭招待上映され、「SR サイタマノラッパー」で第50回日本映画監督協会新人賞を受賞した。

2012年に「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」で第26回高崎映画祭若手監督グランプリ、2012年に「SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」で香港国際映画祭正式招待上映される。2018年にゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター部門で審査員を務めている。

チケットはチケットぴあを通じて最速抽選・プレミアムを受付中で、23日11時締め切り。先行抽選も受付中で24日11時締め切り。25日10時から一般発売する。料金は2100円均一。