東映「犬鳴村」、三吉彩花、坂東龍汰ら初日挨拶

【銀座新聞ニュース=2020年1月29日】大手映画配給会社で、国内映画業界第2位の東映(中央区銀座3-2-17、03-3535-4641)は2月7日に丸の内TOEI(中央区銀座3-2-17、03-3535-4741)で「犬鳴村」の出演者などによる舞台あいさつを開く。

2月7日から一般公開される「犬鳴村」((C)2020「犬鳴村」製作委員会)。

7日18時30分の回上映前に、監督の清水崇(しみず・たかし)さんをはじめ、主人公の臨床心理士「森田奏」役の三吉彩花(みよし・あやか)さん、森田奏の兄「森田悠真」役の坂東龍汰(ばんどう・りょうた)さん、謎の青年「成宮健司」役の古川毅(ふるかわ・つよし)さん、謎の少女「籠井摩耶」役の宮野陽名(みやの・ひな)さん、森田悠真の交際相手「西田明菜」役の大谷凜香(おおたに・りんか)さん、主題歌「ヒラキ(HIKARI)」を担当するミス・オオジャ(MS.OOJA)さんが舞台に登場してあいさつする。

「犬鳴村」は清水崇さんの原案を、清水崇さんが保坂大輔(ほさか・だいすけ)さんと共同で脚本を手掛けたオリジナル映画で、福岡県に実在する心霊スポットを舞台に描いたホラー映画だ。

物語は臨床心理士の森田奏の周辺で奇妙な出来事が次々と起こりだし、そのすべてに共通するキーワードとして、心霊スポットとして知られる「犬鳴トンネル」が浮上するところからはじまる。突然死したある女性は、最後に「トンネルを抜けた先に村があって、そこで○○を見た」という言葉を残していた。

女性が村で目撃したものとは一体なんだったのか。連続する不可解な出来事の真相を突き止めるため、奏は犬鳴トンネルへと向かう。

ウイキペディアによると、清水崇さんは1972年群馬県前橋市生まれ、近畿大学文芸学部を中退、在学中に脚本家の石堂淑朗(いしどう・としろう、1932-2011)に師事し、小栗康平(おぐり・こうへい)さんの「眠る男」、テレビドラマやVシネマなどにスタッフとして参加し、映画美学校で学び、関西テレビのオムニバスホラー「学校の怪談G」で短編を演出し、ビデオ版「呪怨」と「呪怨2」を制作し、2001年に「富江 リバース(re-birth)」で映画監督デビューした。

2002年にビデオ版「呪怨」を映画化し、2003年に「呪怨2」も映画化してヒットし、2004年に「呪怨」のハリウッドリメイク版「グラッジ(The Grudge)」(邦題「THE JUON/呪怨」)を制作、監督し、日本人監督の実写作品としては初めて全米興行成績1位を獲得、ハリウッドデビューした。2006年に続編「グラッジ(The Grudge)2」(邦題「呪怨 パンデミック」)で全米興行収入初登場1位を記録した。日本では、全国ロードショー公開にも関わらずトップ10にも入らなかった。

2008年に「東京少女 桜庭ななみ」(BS-i)の第4話「小さな恋」で、初めて恋愛ドラマの監督を務め、2009年にオープニング・エンディングを手がけたオムニバス映画「非女子図鑑」を公開、10月に立体映画「戦慄迷宮3」を公開した。2014年3月に角野栄子(かどの・えいこ)さんの児童書「魔女の宅急便」の実写映画の監督を務めた。 2018年より「株式会社ブースタープロジェクト」に所属している。

チケットは最速抽選・プレミアムを受付中で、30日11時締め切り。先行抽選も受付中で、31日11時締め切り。2月1日日10時から一般発売する。料金は全席指定で2000円均一。