丸善丸の内で北田浩子ら猫展、目羅健嗣が猫狂言芝居

【銀座新聞ニュース=2020年2月10日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は2月12日から18日まで4階ギャラリーで「しっぽとヒゲのある名画展-7人の猫アーティストの個性豊かな絵画展」を開く。

丸善丸の内で2月12日から18日まで開かれる「しっぽとヒゲのある名画展-7人の猫アーティストの個性豊かな絵画展」のフライヤー。

「2月22日は猫の日」記念イベントの第1弾で、7人の猫作家がのんびり自由気まま、キュートでどこか神秘的、猫の魅力をさまざまに表現する「しっぽとヒゲのある」名画展を開く。また、会期中、作家が来場する。

今回、出品するのは「Q工房」を主宰する墨絵作家の有田(ありた)ひろみさん、猫日本画家の北田浩子(きただ・ひろこ)さん、2015年日本招き猫大賞を受賞した切り絵の松風直美(しょうふう・なおみ)さん。

「風呂猫スタジオ」代表で猫専門の写真家の坂東寛司(ばんどう・かんじ)さん、絵画と造形の布施和佳子(ふせ・わかこ)さん、イラストレーターの松下カツミ(まつした・かつみ)さん、猫絵師の目羅健嗣(めら・けんじ)さんの7人。

ウイキペディアによると、「猫の日」は日本の「猫の日実行委員会」が1987年に制定した記念日で、「2月22日」に定められている。2月22日が選ばれた理由は、猫の鳴き声の「にゃん・にゃん・にゃん」と日本語の「2・2・2」の語呂合わせにちなんだもので、全国の愛猫家からの公募によって決定した。

猫の日は世界各国で制定されており、ロシアは3月1日、アメリカは10月29日、動物愛護団体「国際動物福祉基金」が2002年に決めた「国際猫の日(International Cat Day、World Cat Day)」は8月8日、ヨーロッパの多くの国が「世界猫の日(World Cat Day)」としているのは2月17日となっている。

日本では、愛猫家の学者・文化人が構成する「猫の日実行委員会」が一般社団法人「ペットフード協会」と協力して、「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、猫とともにこの喜びをかみしめる記念日を」という趣旨で1987年に制定した。2月22日を「猫の日」として、猫に関する各種のイベントやキャンペーンが行われるほか、猫に関する啓発活動も行われている。

また、「9月29日」は日本招猫倶楽部が制定し、日本記念日協会が認定した「招き猫の日」で、伊勢市・おかげ横丁や瀬戸市、島原市で「招き猫まつり」が開かれている。

16日15時から目羅健嗣さんが「のめらにゃん斎 猫狂言紙芝居Catアートフェスタの巻」を開く。

会期中、有田ひろみさん、松風直美さん、布施和佳子さんが毎日、来場する。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)まで。入場は無料。