アサミズが東海道新幹線「700系」ラストラン記念Tシャツ

【銀座新聞ニュース=2020年2月20日】鉄道グッズ、玩具、ぬいぐるみ、ファンシー雑貨、キャラクター商品、販促商品などを扱う有限会社アサミズカンパニー(千葉県柏市増尾台1-16-8、04-7157-3870)は2月20日から「ありがとう700系 東海道新幹線 ラストラン記念Tシャツ」を販売している。

アサミズカンパニーが2月20日から発売している「ありがとう700系 東海道新幹線 ラストラン記念Tシャツ」。

3月8日に運転される最終臨時列車「ありがとう東海道新幹線700系『のぞみ315号』」をもって、「700系」が東海道新幹線の営業運転を終了する。これを記念して、アサミズカンパニーがラストランのロゴをデザインした記念Tシャツを販売する。

ウイキペディアによると、「700系」の新幹線は、東海道・山陽新幹線用電車で、JR東海とJR西日本が共同開発し、1999年に営業運転を開始した「第4世代の営業用車両」だ。最高速度は時速285キロメートルで、1編成16両の価格は約40億円で、1997年秋に先行試作車16両編成1本が落成し、各種試験がなされた。

1999年から量産車の落成が始まり、0系や100系の置き換えが推進され、日本車輌製造、日立製作所笠戸事業所、川崎重工業車両カンパニー、近畿車輛に発注され、最終的に91編本、1328両が製造された。

当初は、300系に代わって「のぞみ」や「ひかり」(ひかりレールスター)といった速達列車に充当されたが、後継の「N700A系」の増備、既存「N700系」のA化改造により、東海道新幹線の「ひかり」や「こだま」での運用が主体となった。

2013年から本格的な廃車が開始され、2017年1月10日、東海車は最後の全般検査を終了、N700A系に置き換えられる形で2020年3月までに全廃が決まり、それに伴って、喫煙車も姿を消すことになる。

「700系」の廃車に伴って、使われた座席(普通車・グリーン車)、テーブル、銘板、方向幕、運転席用セミバケットシートなどは、JR東海が開設した鉄道部品販売サイトにて販売される。

JR東海は2020年3月8日に運転される最終臨時列車「ありがとう東海道新幹線700系『のぞみ315号』」をもって、東海道新幹線の営業を終了する。これに先駆けて、JR東海が保有する700系には、2月12日からヘッドマークおよびサイドステッカーによる車体装飾が行われている。

JR東海によると、最終走行の臨時「のぞみ」315号(全車指定席)は、3月8日9時47分に東京駅を出発し、12時20分に新大阪駅に到着する。この間、停車するのは、品川駅(9時54分発)、新横浜駅(10時06分発)、名古屋駅(11時30分発)、京都駅(12時05分発)の予定だ。

引退式典は東京駅19番線16号車付近で9時47分発に際して新幹線鉄道事業本部長の田中守(たなか・まもる)さんらによる「ありがとう東海道新幹線700系」の出発式を実施する。また、新大阪駅24番線1号車付近で12時20分着に際して、新幹線鉄道事業本部関西支社長の松崎道洋(まつざき・みちひろ)さんらによる「ありがとう東海道新幹線700系」引退式を行う。

ラストランの記念Tシャツ(綿100%、ベトナムと中国製、プリント加工は日本、半袖)は税抜2000円で、サイズはS、M、L、XLの4種類。楽天のHP(https://item.rakuten.co.jp/asamizu/10013687/)から購入できる。

注:「松崎道洋」の「崎」は正しくは左の「山」が、右のつくりの「奇」の上についた漢字です。