丸善丸の内で「ガラスの仮面」展、複製原画も

【銀座新聞ニュース=2020年3月24日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は3月25日から31日まで4階ギャラリーで「ガラスの仮面フェア」を開く。

丸善・丸の内本店で3月25日から31日まで開かれる「ガラスの仮面フェア」に出品される複製原画。

マンガ家の美内(みうち)すずえさんが1976年から連載を続けている「ガラスの仮面」の作中の架空の戯曲「紅天女(くれないてんにょ)」が1月に初めてスーパーオペラ「歌劇 紅天女」として公演されたのを記念して、「ガラスの仮面」オリジナルグッズをはじめ、複製原画を展示販売する。

ウイキペディアによると、「ガラスの仮面」はマンガ家の美内すずえさんが1976年から隔週刊マンガ誌「花とゆめ」(1976年から1997年、白泉社)、2008年から「別冊花とゆめ」(2008年から)に2018年5月(5月26日発売の7月号で休刊)まで長期連載された作品で、単行本「49巻」までの累計発行部数が2014年9月の時点で5000万部を突破している。

作品は平凡な一人の少女、北島マヤが眠れる芝居の才能を開花させ、ライバルの姫川亜弓と競いながら成長していく過程を描いている。ただし、現時点では作中の戯曲「紅天女」の主人公をマヤと亜弓のどちらが演じるかについては描かれていない。また、単行本の50巻目もまだ刊行されていない。「花とゆめ」は現在も隔週刊で刊行されているが、今のところ「ガラスの仮面」は掲載されていない。

1979年にミュージカル「ガラスの仮面」が公演され、1988年に舞台劇として公開され、2008年、2010年に音楽劇「ガラスの仮面」が上演された。2014年、2016年に舞台劇として公開され、2006年に能「紅天女(くれないてんにょ)」が公演され、2020年1月にはスーパーオペラ「紅天女」が公開された。1984年には日本テレビ系で初めてアニメ化され、1997年にはテレビ朝日系でテレビドラマ化されている。「紅天女」は美内すずえさんが監修してストーリーを完成させている。

開場時間は10時から21時(最終日は16時)。