銀座蔦屋で90年代生まれの東弘一郎、洞山舞、渡辺渓が「立体作品」展

【銀座新聞ニュース=2020年3月19日】書店やレンタル店、フランチャイズ事業などを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(渋谷区南平台町16-17、渋谷ガーデンタワー)グループの銀座 蔦屋書店(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3575-7755)は3月20日から30日まで6階「GINZA ATRIUM」で、東弘一郎さん、洞山舞さん、渡辺渓さんによるグループ展「春のアート展」を開く。

銀座 蔦屋書店で3月20日から30日まで開かれるグループ展「春のアート展」に出品される洞山舞さんの「月の花」(2019年)。

空間表現において将来が期待される東京芸術大学出身の東弘一郎(あずま・こういちろう)さん、多摩美術大学出身の洞山舞(ほらやま・まい)さん、東京芸術大学出身の渡辺渓(わたなべ・けい)さんの3人が、立体作品を中心に展示する。

東弘一郎さんは自転車と金属を組み合わせて、主に動く立体作品を制作し、先日、開かれた東京芸大での卒業制作展では、今回の作品「廻転する不在」が注目されている。洞山舞さんは鉄を素材に独自のガス溶接と溶断技法を用いて彫刻作品を制作し、精力的に個展を開いている。

同じく出品される東弘一郎さんの「廻転する不在」。茨城県取手市の放置自転車を扱った作品で、「放置されることで止まってしまった記憶や時間を、人力で回転させることで、もう一度動かすことはできないだろうか」と問うている。

渡辺渓さんは「小さな空間」をテーマとし、木彫を中心とした繊細な作品を制作し、国内やアジアで作品を展開している。

東弘一郎さんは1998年東京都生まれ、2020年に東京芸術大学美術学部先端芸術表現科を卒業、同大学大学院美術研究科に進学予定。自転車と金属を組み合わせて、主に動く立体作品を制作している。宮田亮平(みやた・りょうへい)賞、コミテコルベールアワード2018(2019年も)入選している。

洞山舞さんは1992年岐阜県生まれ、2017年に多摩美術大学美術学部彫刻学科を卒業、2020年に多摩美術大学大学院美術研究科彫刻専攻を修了見込み、鉄を素材に独自のガス溶接と溶断技法を用いて彫刻作品を制作している。2018年に第1回国画会新進美術作家支援プロジェクトの助成金を得ている。

渡辺渓さんは1991年静岡県生まれ、2018年に東京芸術大学美術学部デザイン科を卒業、2020年に同大学美術研究科デザイン専攻修了見込み、在学中に東京芸術大学アートプラザ「デザイン科見本市」に参加、9月に「2019 上海アートフェア(Shanghai Art Fair)新鋭アーティスト展」に参加している。「小さな空間」をテーマに流木と木彫表現を用いて、人と他に生まれる距離を作品として制作している。

開場時間は10時から22時30分。

注:「渡辺渓」の「辺」は正しくは旧漢字です。名詞は原則として常用漢字を使用しています。

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