アパホテル、コロナ無症状者受け入れは1棟単位、ホテル名公表へ

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【銀座新聞ニュース=2020年4月6日】国内外で400カ所以上のアパホテルなどを運営する総合都市開発のアパグループ(港区赤坂3-2-3、アパ赤坂見附ビル、03-5570-2113)は4月6日午後に、「新型コロナウイルス無症状者及び軽症者の受け入れについて」、現時点では受け入れホテルがまだ決まっていないと発表した。

アパグループでは「政府の方から新型コロナウイルス無症状者及び軽症者のホテルでの受け入れの打診を頂き、 すぐに弊社としては全面的に受け入れる意向がある旨をお伝え」したが、現在も関係機関と協議中で、「受け入れを決定したホテルはありません」としている。

基本的には、「対象施設は1棟単位で決定するため」、予約客のいるホテルで、新型コロナウイルス感染者のうち、無症状者や軽症者を同時に受け入れることはないとしている。

「現時点ではまだ具体的な話になっておりません」としているが、「今後、 受け入れ店舗やスタッフの衛生管理など具体的な打ち合わせを進めていきたい」としている。

また、ホテル名は、感染していない一般宿泊者に配慮するため、「決定次第、 公表します」という。

NHKによると、4月6日までに国内の感染者数はクルーズ船の712人を除いて4000人(前日比143人増)、クルーズ船を含めて4712人に達している。