「宣言」10日目、ビックカメラは週末も、人出の多い新橋ビル

【銀座新聞ニュース=2020年4月17日】「緊急事態宣言」が出されて10日目となる4月17日は、昨日に続いて朝から晴れ、昼過ぎには温かくなり、初夏が近づいていると思わせる1日だった。

夜の銀座中央通りは、車の少なく、歩く人もほとんどいない。

16日夜は、22時前後に銀座通りを歩いてみたが、人もほとんどいないし、車も少なく、灯はほとんど消えていた。普段はタクシーが軒を連ねているが、「宣言」後はタクシーに乗る人も少なくなり、車の数も減ったように感じられた。また、カラオケ店は「宣言」翌日の8日には休業してしまい、現在も灯りが消えたままだ。

東京駅前にある、深夜バス乗り場にはバスがほとんどなく、チケット売り場の脇にある待合室からは長イスが消えていた。また、改札口の脇には、自動出入り口では対応できない乗客向けの受付があり、職員が対応しているが、今週半ばに職員と乗客の間に透明のビニールをぶら下げるようになった。飛沫感染を防ぐための措置だ。

西銀座デパート(インズ)の店は営業と休業が半々でも、ランチ営業中心に。夜はどこも20時までの営業になっている。

最近、スーパーのレジにあるのと同じビニールで、「宣言」後に突然、スーパーをはじめ、いろいろなところで、飛沫感染防止用として設置するのが当然となったものだ。スーパーでも違和感があるが、駅ではもっと違和感を感じてしまうが、飛沫感染防止といわれると、やむを得ない。

17日は少し昼過ぎに西銀座から大手町から日比谷方面を歩いた。途中、西銀座デパートを見てみたが、休業店が多い中で、営業を続けているレストランはどこもランチ主体に変更していた。それでも客足は少なかった。1階のショップはすべて休業で、2階から1階への階段からは入れないように、シャッターを閉じていた。

有楽町駅前のビックカメラは時間短縮をしているが、週末も休みなく営業している。

有楽町駅前には東京オリンピック・パラリンピックのボランティア対応の「東京スポーツスクエア」があり、延期後もそのままになっているが、ドアを閉ざして、何の説明もないままになっている。

「ビックカメラ有楽町店」は週末も営業を続けているが、さすがに時間は短縮していた。そこから丸の内仲通りに移ると、15時まで車の出入りはできないように規制されており、車道も歩行者に開放されているだが、その歩行者がほとんどいないので、なんのための規制措置なのだろうか。

日比谷通りに出て、日比谷方面に歩く、周辺のビルの店は、ほとんどが休業のように見受けられるが、この辺りはビルの地下で営業している店がほとんどなので、実際に休業しているかどうかは、地下に入らないとわからない。しかし、歩いている人があまりに少ないので、営業していても厳しいという予想はできる。

入り口はすべて閉ざされ、何もない東京スポーツスクエア。

とにかく歩道を歩く人も少なく、表から見える店の数があまり多くないので、日比谷公園の方に向かった、公園の中には、いくつかの店があるが、どこも休業だった。トイレもあり、入ろうとすると、工事中だったが、一部は使えたので、そのまま利用した。

とにかく、予想外のことだが、公園内では小さな工事が進められていた。他方で、1949年創業のオープンテラスの「日比谷サロー」、1903(明治36)年に創業した「松本楼」などはいずれも休業だった。

丸の内仲通りは15時まで車両の出入りを制限しているが、人が少ないので、何のための制限なのかわからない。銀座通りは週末の歩行者天国を中止てしているのだが。

また、帝国ホテルの前の入り口にところにある「日比谷花壇」も休んでいた。日比谷図書館は東京都の要請もあって休みなので、営業中の店がない中で、女性が公園内をジョギングをしていたのは、ひじょうに珍しい光景だった。通常は皇居1周(約5キロコース)をするのが普通で、日比谷公園内を走る人はあんまりみかけないが、今は人出が少ないので、走りやすいのだろう。

日比谷公園から新橋方面に向かうと、多くの店が東京都の営業規制の要請を受け入れる形でランチ中心の店になっていた。しかし、休業している店もあれば、20時まで営業している店もあり、次第に新橋駅に向かうにつれて、歩行者が増えてきたのは、いかにも新橋らしいと感じた。

ニュー新橋ビルに入ると、人が増えているのがわかった。1階にはパチンコ屋をはじめ、ゲームセンターからカウンターだけの定食店などさまざまな業態が入った小さなスペースの店が多い。しかも、人も多いのには驚いた。「濃厚接触」という表現が頭に浮かんできたが、多くの人がひとりで、仲間と会話しているよりも、ひとりで気て食事をしているという風景だった。

新橋駅前のニュー新橋ビルの中は多くの人が歩いている。

そこから高速道路下を抜けて、銀座に入り、高級クラブが並ぶところを歩いたが、さすがに昼間に歩いている人は少なく、店もほとんど休業だった。そのまま真っすぐ、晴海通りまで歩いたが、やはり歩行者の数は少ない。4丁目の交差点で、日産クロッシング側に渡って、リコーの三愛ビル前の交番に警官がイスに座っていたのは、驚いた。

「宣言」後もこの交番の前を何度か歩いたが、御用の方は数寄屋橋交差点の交番まで、というお知らせが貼ってあって、ドアーが閉まっていて、4丁目交番には常駐の警官がいないと思っていたので、警官がイスに座っていたのは、ちょっとした驚きだった。

NO5

いつもは銀座三越前を歩くのだが、この日は本館と新館の間を歩いたのだが、新館1階にある「銀座みかわや」が営業していた。平日は19時30分まで、週末は休業としてあるが、どこのビルも、一部の店が営業を続けているのは、賃料と人件費程度でも稼ぎたいという思いだろう。

とにかく、新橋はいつもの金曜日午後に比べて人出は少ないが、それでも駅前ビルにはそれなりに人がいた。一方で、銀座は昼も夜も人がほとんどいない状態が続いている(「宣言」は緊急事態宣言が出された後の銀座と周辺の風景を随時、掲載します。また宣言は7日深夜に発令されましたが、実際に影響を及ぼしたのは8日朝からなので、8日を「初日」としています)。

NO6

(NO5)銀座三越の新館1階で営業を続けている「銀座みかわや」。本館ではなく、一般の人がほとんどこない新館1階で、銀座三越が全館休業としているので、この店だけが営業していても大変だろう。

(NO6)銀座8丁目のホテル前を歩く保育園の子どもたち。新型コロナ問題が大きくなってからはほとんど見かけない光景。

(NO7)日比谷公園内にある松本楼。日比谷サローや日比谷花壇など、すべての店も図書館も休業しているので、人が少なく、公園内をジョッギングする女性をみかけた。

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